Elephant Stressはシステム(特にCPU)に負荷を掛ける事でアプリケーション開発に役立てる開発用ツールです。
簡易なベンチマークとしても活用できるかと思います。WUの数値が大きい程、CPUの速度が早いことを示します。特にMulticoreを搭載している場合、数値がほぼ倍の値が計測されるので気分がいいです =)。
Twitter経由にて対応中。何が不具合・要望があればお気軽にどうぞ。
Android Market : https://market.android.com/details?id=com.synchack.android.elephantstress
MD5 | SHA-1 | SHA-224 | SHA-256 | SHA-384 | SHA-512 | |
HT-03A (1.6) | 12.0 | 0.289 | 8.101 | 8.018 | 0.105 | 0.111 |
Nexus One (2.3.4) | 75.5 | 50.2 | - | 33.6 | 18.0 | 18.0 |
Nexus S (2.3.4) | 95.8 | 51.6 | - | 35.8 | 21.6 | 21.5 |
XOOM (3.1) | 203.0 | 119.3 | - | 79.7 | 38.9 | 38.8 |
HT-03AのSHA関連が遅いのはどうしてなんでしょうね。Nativeで作られていないのかしら。SHA-224ってなあに?
XOOMは流石Dual-core。単純にNexus Sの速度が倍になっている。時折、終了直後の動作が重くなるのだがこれはOSのチューニング不足なんだろうか。、よく分からない。
Thread(1) | Thread(2) | Thread(4) | Thread(8) | Thread(16) | |
XOOM (Dual-core, 1GHz) | 103.0 | 203.8 | 203.3 | 202.3 | 203.7 |
想定通り =)。
理論的には、Dual-coreなのでThreadを2つ立てた状態がもっとも高パフォーマンスかと。
実の所、結構な企画倒れでございまして期待していた動作と随分イメージが変わってしまいましたorz。
このツールは、システムのCPU使用時間を奪うことで、他のアプリの実行タイミングが遅くなり、思わぬバグを見つけるというのが当初の目的でした。ところがAndroidでは、前面に実行されるアプリに対して積極的にCPU時間の割り当てを行っているようです。常にシステムのCPU時間を吸い上げられるかと思いきや、バックに回ったり他のアプリケーションが前面に出てくると途端にCPU時間が他のアプリに持っていかれます。
TOPコマンドによる観察では以下のような様子でした。
バックに回されると他のアプリに対してStressが加わらず実に詰まらない。niceが欲しい!
昔、WindowsのPlatform SDKかResource Kitにストレスを加えるツールがあったのよ。そのツールのアイコンが象だったんで、あのツールのことを「ストレス象さん」って言ってたのよ。それを思い出して命名しました =)。
Evernoteとは関係無いYO!