[PCAT]: パラレルポート関連

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はじめに

パラレルポートは、主にプリンターへのデータ入出力に使用されているインターフェースです。

パラレルポートの特徴としては以下の通り。


PC/AT での実装

以下のリソースが予約されています。

IBM-PC の仕様では 0x3BC が parallel 1 に割り当てられるのですが、市場では 0x378 に LPT1 が割り当てられることが多いようです。何故こんな違いが生まれたのかは定かではありません。

DMA については ECP/EPP に割り当てられることがありますが、積極的には使用されていないようです。IRQ も安定性の面で不安定なことが多く、これもあまり利用されておらず結果、I/O の polling による転送が一般のようです。

以下は Windows 2000 on VMware 4 から見たリソース状況です。ECP は有効に出来ない様子。

Windows 2000 上のパラレルポートのリソース

以下は Windows 2000 (実機) で ECP+EPP (IRQ=7, DMA=3) で設定したリソース状況です。base から +0x400 取ってあるのは ECP の仕様でしょう。EISA の虫垂かな。

Windows 2000 (実機) 上のパラレルポートのリソース

ハードウェア仕様

PC/AT での初期の実装では i8255 が使用されています。

後に、Hardware ECP をサポートし、Serial port/FDC/KBC/RTC/IrDA 等の複数の機能を実装した SuperI/O (SIO) と言われるチップに置き換わっています。


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