各 VM の Hardware エミュレーションについて纏めています。
lspci は Knoppix 3.x に付属されているコマンドを使用しています。
0000:00:00.0 Host bridge: Intel Corp. 440BX/ZX/DX - 82443BX/ZX/DX Host
bridge (rev 01)
0000:00:01.0 PCI bridge: Intel Corp. 440BX/ZX/DX - 82443BX/ZX/DX AGP bridge
(rev 01)
0000:00:07.0 ISA bridge: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 ISA (rev 08)
0000:00:07.1 IDE interface: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 IDE (rev 01)
0000:00:07.2 USB Controller: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 USB
0000:00:07.3 Bridge: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 ACPI (rev 08)
0000:00:0f.0 VGA compatible controller: VMWare Inc [VMWare SVGA II] PCI
Display Adapter
0000:00:10.0 Ethernet controller: Advanced Micro Devices [AMD] 79c970 [PCnet32
LANCE] (rev 10)
0000:00:11.0 Multimedia audio controller: Ensoniq ES1371 [AudioPCI-97]
(rev 02)
Chipset 部分は、Intel 社の 440BX chipset (PCI/PCI-ISA Bridge/USB(UHCI)) をエミュレートしています。
AMD 社の Am79C970 をエミュレートしています。
この NIC の仕様書も AMD 社から入手可能です(流石に Am79C970 そのものはディスコンですが)。Am79C970 そのものの仕様書は入手出来ないようですが、現行の派生した仕様書でも事足りるでしょう。
Creative Labs 社 (旧:Ensoniq 社) の ES1371 を(AudioPCI) をエミュレートしています。
SoundBlaster 16 全盛期の当時、PCI の Sound board の殆どは仕様を公開していませんでしたが、ES1370/ES1371 は当時としては珍しく仕様書を公開していました。公開された仕様書より開発者は Driver 作成が容易になり Linux を始め多くのオープンソース系の OS から支持されていました。VMware がサポートし易かったのは公開された公知の情報だからでしょう。
後に Ensoniq 社は Criative Labs 社に買収され、E-MU を残してそれ以外の製品は終息しています。
ちなみに config file (*.vmx) に以下の記述を直接追記すると SoundBlaster 16 互換になります。
sound.virtualDev="sb16"
ES1371 の場合は以下の通り。
sound.virtualDev = "es1371"
旧 Buslogic 社の BT-958 Compatible をエミュレートしています。
Buslogic 社は Linux の開発で協力的に資料を供給してくれていた過去がありエミュレートしやすいのかもしれません。既に生産中止となっていますが、エミュレーターで未だに生き続けている名機です。
VGA/SVGA をサポートしているものの、Video は VMware 社オリジナル VGA デバイスとして認識されます。
VMware 用の Driver が無い場合、高解像度で出力する術は、VBA 経由しかなく古い OS ではサポートされていないケースも多いです。
National Semiconductor の PC87338 をエミュレートしています。
PhoenixBIOS 4.0 Release 6 を採用しています。VM 起動直後に [F2] キーを押すことで BIOS 設定画面に入れます。
(Large Image)
起動直後の画面。この画面表示中に [F2] キーを連打しましょう。
(L1) (L2) (L3) (L4) (L5)
DMI の詳細については <[PCAT]: DMI> からどうぞ。
ACPI の詳細については <[PCAT]: ACPI> からどうぞ。
0000:00:00.0 Host bridge: Intel Corp. 440BX/ZX/DX - 82443BX/ZX/DX Host
bridge (AGP disabled) (rev 03)
0000:00:07.0 ISA bridge: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 ISA (rev 01)
0000:00:07.1 IDE interface: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 IDE (rev 01)
0000:00:07.3 Bridge: Intel Corp. 82371AB/EB/MB PIIX4 ACPI (rev 02)
0000:00:08.0 VGA compatible controller: S3 Inc. 86c764/765 [Trio32/64/64V+]
0000:00:0a.0 Ethernet controller: Digital Equipment Corporation DECchip
21140 [FasterNet] (rev 20)
Chipset 部分は、Intel 社の 440BX chipset (PCI/PCI-ISA Bridge) をエミュレートしています。
Intel 社 (旧:DEC 社) の 21140 をエミュレートしています。
AMI BIOS を採用しています。VM 起動直後に [Delete] キーを押すことで BIOS 設定画面に入れます。
(Large Image)
起動直後の画面。この画面表示中に [Delete] キーを連打しましょう。
(L1) (L2) (L3) (L4) (L5) (L6)
DMI の詳細については <[PCAT]: DMI> からどうぞ。
ACPI の詳細については <[PCAT]: ACPI> からどうぞ。
0000:00:00.0 Host bridge: Intel Corp. 430FX - 82437FX TSC [Triton I]
0000:00:04.0 VGA compatible controller: S3 Inc. 86c764/765 [Trio32/64/64V+]
0000:00:07.0 ISA bridge: Intel Corp. 82371FB PIIX ISA [Triton I] (rev 02)
0000:00:07.1 IDE interface: Intel Corp. 82371FB PIIX IDE [Triton I] (rev
02)
0000:00:08.0 USB Controller: Unknown device 2955:6e61 (rev 11)
0000:00:09.0 Ethernet controller: Digital Equipment Corporation DECchip
21041 [Tulip Pass 3] (rev 11)
0000:00:00.0 Class 0600: 8086:122d
0000:00:04.0 Class 0300: 5333:8811
0000:00:07.0 Class 0601: 8086:122e (rev 02)
0000:00:07.1 Class 0101: 8086:1230 (rev 02)
0000:00:08.0 Class 0c03: 2955:6e61 (rev 11)
0000:00:09.0 Class 0200: 1011:0014 (rev 11)
Chipset 部分は、Intel 社の 430FX chipset (PCI/PCI-ISA Bridge) をエミュレートしています。
#流石に古すぎて仕様書は出てきませんね。
Intel 社 (旧:DEC 社) の 21041 をエミュレートしています。ちなみに Windows 版は DEC 21140 でビミョーに違う。
MR-BIOS を採用しています。VM 起動直後に [ESC] キーを押すことで BIOS 設定画面に入れます。非常に短い期間ですので VM 起動を行う前に [ESC] キーに指を置いておく位の用意が必要かもしれません。
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