ビジネスモデル特許について考える

weekly making now! (00.06.25)

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はじめに

最初から免責に入りますが、私、弁護士とかではないので正確な話は出来ません。ただ、周りの話を聞いて私なりに判断することくらいは出来ると思いますので、リンクを果てしなく張ることで終始しています。責任のある話が聞きたいのであればその手のプロを頼ることをお勧めします。

あらかじめご了承してくれ。

今日は選挙(00.06.25)だったからかもしれないが、私、政治家ではないので正確な話は出来ません。ただ、人の話を聞き、信頼に値する人かどうか位は判断できると思っています。そのために一応ですが、選挙公約等、TV で確認しています。あ、免責ね。これも。

ビジネスモデル特許とは?

取り敢えず、大元、特許庁のビジネスモデル特許に対しての見解を読んでいただきたい。あまりにも急速に発達したのか、当の特許庁もビジネスモデル特許について試行錯誤の様子。亜米利加様がはっきりした事を決めないと新しい進展は望めそうもなさそうです。

そもそもビジネスモデル特許はソフトウェア特許問題と大して変わらないらしいです。以下の page でビジネスモデル特許とはなんぞや?ということを歴史的観点から説明されています。概ねビジネスモデル特許は三つの用件を満たす必要があります。「発明であること、新規性があること、進歩性があること」です。

しかし、変な話、昔からあるビジネス方式に「コンピューターを用いた〜」と言う言葉を含めると、ビジネスモデル特許が成立してしまう流れがあるようです。

特許が成立したことにより、先進国な亜米利加様の方では様々な状況が生まれているようです。以下の page を参照してください。

事の起こりは米国から

私が初めてビジネスモデル特許が気になり出したのが、俗に言う「amazon.com のワンクリックショッピング特許」です。要は cookie 等でユーザーを判別してワンクリックでお買い物が出来ますよ、というのが特許であると主張しているわけです。ワンクリックかどうかについてはよく分かりませんが、cookie でユーザーを見分ける技術なんて誰でも考えそうですし、第一 cookie を実装したのは amazon.com じゃねえだろうが、というわけです。

だがしかし。あの男が立ち上がるわけです。RMS こと Richard Stallman です。

あの人はソフトウェア特許の時から、異を唱えている人でそれが元で GNU(GNU's Not Unix!) や FSF(Free Software Foundation) を創設した人です。アメリカってすごいよね。こんなパワフルな人がいるんだから。以下の page で現状を確認してください。

この件以来、amazon.com から本を購入していません。これからもするつもりはないけどどうしても amazon.com じゃないと手に入らないものがあった場合、使っちゃうかも。ゴメンね、RMS。

別件だけど amazon.com、経営がきつくなってきた模様。

トンでも系なビジネスモデル特許もちらほら。

さすがに今後は見直すらしいですが、今までのはどうなるのでしょう?

日本でもこんな楽しいことが

いやいや。米国だけではないですよ。ビジネスモデル特許。取り敢えずココの言い分を読んでみましょう。

従量制のプロバイダ全般が特許に抵触するとの言い分。すごいですね〜。で、プロバイダー側の対応は以下の通り。見なかったことで対応しているような気がしますが。

まあ、日本の場合では裁判になっても判決が下るまでに数年懸かるはずだし、例え裁判に勝ったとしても雀の涙程度しか勝ち取れないらしいので、気にする必要性もないらしいのです。

トンでも系なビジネスモデル特許もちらほら。

と言うことで (-_-)

検索すればトンでも系から色々検索できます。


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