株・債券・REIT の比率で運用を行っている投資信託リスト †
私が目に付いた投資信託をリストアップしています。各銘柄をお勧めしているわけではない所に注意してください。 この分野のアクティブ型投資信託の特徴は、株・債券・REIT 等の資産に対し、特定の割合で分散投資を行う投資信託です。運用比率は投資信託によってマチマチです。
野村世界6資産分散投信 (野村AM) †ゆうちょで取り扱っている投資信託です。 株(国内・海外)、債券(国内・海外)、REIT(国内・海外)をコース別に振り分けたバランス型投資信託です。バランス型にしては平均的な手数料と低廉な信託報酬が魅力。年金受託者を意識した投資信託らしく奇数月毎に分配金が支払われる運用になっています。年金の補助的役割と言う面が大きいのでしょう。 REIT の調合がよく分からないのですが、資産分配としては悪くないように見えます。スイッチングがあるのに信託財産留保額の 0.3% というのは残念な所だ。分配金以外は悪くない選択肢だとは思う。 以下は運用している各マザーファンドの方針です(目論見書に書いてあったのをそのまま参考にしています)。
安定コース †国内債券中心のバランス型。 株と REIT で稼いだ運用益を債券に割り当てる運用方式のようです。日本債券中心の割には基準価額の変動が大きいのが気になります。安定を目指すなら分配金を無くしてその分、複利効果を上げたい所なんだけどな。惜しい。
分配コース †外債中心のバランス型。 外債の利回りを期待しているようです。他のコースより分配金が多いのも特徴の一つです('06/05 現在、成長・安定コースの分配金は 20 円に対し、分配コースは 50 円)。外国資産に依存する比率が 70% とバランス型にしては高いので、為替リスクは高め。 外債は「シティグループ世界国債インデックス(除く日本、ヘッジなし・円ベース)」を指数として対象としているとのこと。連動はしていない。 グロソブに近いかも。
成長コース †株中心のバランス型。 3コースの中では最も基準価額の変動が大きいです。株 70% は株に依存しすぎている気がするのですが如何でしょうか。
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野村資産設計ファンド (愛称:未来時計) (野村AM) †ゆうちょで取り扱っている投資信託です。 このバランス型投資信託は、ターゲットイヤー型と呼ばれているタイプのものです。ターゲットイヤー型は、運用当初の段階で株を中心とした積極運用を行い、ターゲットイヤーが近づくにつれ、債券を中心とした安定運用を目指します。日本では聞きなれない運用法ですが、米国では長期の資産運用法として人気があるようです。 ターゲットイヤーは「2015」「2020」「2025」「2030」「2035」「2040」の 6 つが用意されています。例えば今('07/07)から 20 年後に備える資金の場合、「2025」もしくは「2030」を選択すると丁度良い時期に積極的な資産運用が終了します。
ダ・ヴィンチ (ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント) †06.09.27 に 10 周年を迎えたバランス型投資信託です。 特徴としては以下の通り。
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