日本の好配当株に対して投資を行うアクティブ型投資信託リスト †
私が目に付いた投資信託をリストアップしています。各銘柄をお勧めしているわけではない所に注意してください。 インカムゲインが 1〜3% 程度の高配当株に特化した投資信託をリストアップしてみました。 特徴としては以下の通り。
ニュー配当利回り株オープン 『配当物語』 (住信アセットマネジメント) †高配当株に投資する投資信託の中で運用期間が比較的長めで、高配当株に特化していたものを選択しました。 購入期間が限られている所にこの投資信託の特徴があります。配当金が配布される時期に購入できないよう設定している所を見ると、配当金の配分の直前に購入し、配当金の配分の直後に売り抜けるピンポンダッシュ的な運用を避ける目的があるのかもしれません。
組み込み比率 (06.06.23現在) †銘柄数は「148」銘柄、売買高比率は「0.28*2」、平均配当利回りは「1.78%」。興味深いのは収益配分で、分配金 1000 円の内、配当からの収入はわずか「83円72銭」で株売買での利益が「608円04銭」。配当金から得られるインカムゲインは配当金に大きな影響を与えていない。
組み入れ業種比率 (07.07.17現在) †
フィデリティ・日本配当成長株・ファンド(分配重視型) (フィデリティ投信) †高配当株を扱っている投資信託の中では調子がよさそうだったので取り上げてみました。運用してから 1 年も経っていない状況なので、この投資信託の特徴を把握するのは難しいです。組み入れている銘柄から見ると NTT ドコモと武富士が特徴的ですが、それ以外は TOPIX の配分と大して差が無いように思えます。 この投資信託の平均予想利回りは 07.03.30 現在で「1.4%」。特に高配当を狙った利回りには感じませんでした。成長株か?と言われるとこれもまたビミョー。「TOPIX + 高配当株」といった組み合わせというのが正しいのかも。
組み込み比率 (07.03.30現在) †銘柄数は「116」銘柄、売買高比率は「1.65*3」、平均配当利回りは「1.4%*4」。設立した当初の 2.59*5と比べると売買高比率が安定してきました。それでも売買委託手数料は高め。なんでだろ。
組み入れ業種比率 (07.05.31現在) †電気・ガス業、医薬品に比重が高いのが特徴のようです。確かにこの分野は安定した運用で配当金の多い銘柄が多いですしね。
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フィデリティ・日本配当成長株投信 (フィデリティ投信) †ゆうちょで取り扱っている投資信託です。 まだレポートが発行されていないので判断しにくいのですが、フィデリティ・日本配当成長株・ファンドと同じマザーファンド(フィデリティ・日本配当成長株・マザーファンド)を共有している関係上、運用実績はほぼ同一になると思われます。
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