日本の成長株に対して投資を行うアクティブ型投資信託リスト †
私が目に付いた投資信託をリストアップしています。各銘柄をお勧めしているわけではない所に注意してください。 この分野のアクティブ型投資信託の特徴は、成長株に特化して運用している所です。成長株は、収入や利益の伸び率が平均より高く今後の成長が期待されている株のことを指します。一般的に PER が平均より高く、来期予想 PER が割安になっていることが多いようです。成長株での運用の場合、上昇期に強く下降期に弱い場合が多いようです。
MHAM株式オープン (みずほ投信投資顧問) †MHAM株式オープン(旧:DKA株式オープン)は、運用を開始したのは '70/09 と息の長いアクティブ型投資信託です。 特徴としては以下の通り。
2006年後半から組み入れる銘柄が非常に大人しくなっています。もしかして担当が替わったのかもしれません。それより前は、中小株中心に活発的に売買していて、レポートを見ている側からするとハラハラしたものですが、'07/07 現在、上位銘柄はほぼ大型株に置き換わっており銘柄変更は殆ど無いように見えます。 ヲチしがいの無い投資信託になってしまいましたが、TOPIX を少しだけ上回る安定した運用になったように感じています。
組み込み比率 (07.07.06現在) †銘柄数は「80」銘柄。TOPIX 組入れ上位銘柄で占めています。動きも少ない。日平トヤマのないMHAM株式オープンなんて、、、
組み入れ業種比率 (07.07.06現在) †
フィデリティ・日本成長株・ファンド (フィデリティ投信) †成長株の代表格として取り上げてみました。なんたって販売会社の数が凄い。投資信託を扱っている販売会社なら品揃えとして必ずあるんじゃないかと思えるほど。 ここ1年の結果を見ると常にベンチマーク負けをしているのが気になります。
組み込み比率 (07.03.30現在) †銘柄数は「286」銘柄、売買高比率は「1.79」。成長株特有の銘柄数の絞込みや回転率の速さが見られない。運用する資金の多さから積極的に運用できないのかもしれない。
組み入れ業種比率 (07.05.31現在) †
ノーロードファンド(維新) (三井住友アセットマネジメント) †成功報酬による運用を行っている投資信託です。 手数料はノーロード、信託報酬は 0.105%(受託会社への報酬なので省くわけには行かないのでしょう)と格安。販売会社と運用会社の取り分は成功報酬で賄っています。成功報酬は、ベンチマークに使用している TOPIX を上回った場合に支払われる報酬で「当該期間の基準価額のTOPIXに対する超過収益額の21%(税抜き20%)を成功報酬」(目論見書より)としています。 運用報告書(06.03.20決算日)によると 6 ヶ月間の「1万口(元本10,000円)当たりの費用の明細」は 114 円となっています。基準価額が大体 10,000 円程度なので、おおよそ年間で 2% 程度の信託報酬になりそうです。 約 9% 程度の TOPIX 先物取引があるのも気になる所です。先物に対する比率が多いような気も。ファンドの特色として「先物取引等を含めた株式の実質組入比率は、市況動向により、投資信託財産の純資産総額の0%〜100%の範囲内とし、機動的に変更します。」とあるので先物一辺倒になる可能性も否定できないのかな。
組み込み比率 (07.06.29現在) †銘柄数は「73」銘柄、売買高比率は「0.51*1」。銘柄数の少なさも意外だけど、売買高比率の少なさも意外。となると先物で頑張っているのかな。
組み入れ業種比率 (06.05.31現在) †
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