EFI (Extensible Firmware Interface)

EFI は、Intel 社が中心となって開発を行っている次世代 BIOS です。

特徴としては以下の通り。

  • 異なるアーキテクチャへの移植
    従来の BIOS は、通常、x86 系の Assembler 言語で記載されており、他のアーキテクチャ(ex. IA-64、XScale)への移植は困難とされていました。EFI では C 言語をベースとし、x86 以外のアーキテクチャでも同一の Source にてハードウェアへの対応が可能になります。
    例えば起動時に USB 機器の初期化プログラムを作成した場合、BIOS では移植することは困難でしたが、EFI では同一の Source で移植することを目指しています。
  • 起動時間の短縮
    EFI は Hardware の初期化に対して多くの仕事を行いません。OS 側で Hardware の初期化や設定を行うことで起動時間の短縮を実現しています。
  • Pre-boot 環境の提供
    EFI は、OS 起動前に EFI 上にある簡易な Shell 上で各種設定を行うことが可能です。Shell 上より OS の起動時の問題を解決することが出来ます。また将来的には Web 上による update や設定も可能になるとのことです。
  • CSM (Compatibility Support Module)
    EFI では x86 系の BIOS との橋渡しに CSM という仕組みを提供しています。CSM を介することにより x86 系の BIOS の互換性を保つことが可能になります。
  • オープンソースをベースとしたライセンスによる Source の公開
    以前は Intel のサイトで Source が公開されていたのですが、現在、TianoCore.org にて EFI の開発が続けられています。 Source も公開されているようです。

EFI は以下のシステムで実働しています。

  • Pentium Mac への採用
    '06/01 に発表された Intel x86 ベースの CPU 上で動作する Mac で EFI が採用されています。Mac は、BIOS の過去互換(所謂不潔な部分)を引きずる必要性はまったく無いので、Apple からすれば妥当な判断だったかもしれませんね。
  • IA-64 ベースのシステムへの採用
    EFI は既に IA-64 ベースのシステムに採用されており実働しています。今後は x86 や XScale へのシステムへの採用が検討されているとのことです。

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Pentium Mac の EFI menu の起動方法について

元ネタは Entering the EFI menu on Intel based iMacs より。Intel で公開されている EFI のサンプルを利用する事でメニューの表示が可能らしい。


Last-modified: 2006.03.17 (金) 02:15:49 (4819d)