Intel のマルチコア対応 †
- 擬似マルチコア対応?
Smithfield や Presler は、基本的には Pentium 4 のシングルコアを単純に 2 つ張り合わせた形となり、マルチコア本来の性能を発揮できていないとの指摘があります。AMD の Athlon/Opteron は CPU 内に直接メモリ制御を行う仕組みを持っているため、メモリの競合が発生した場合に CPU 内のコアの間で解決することが可能です。しかし Intel の場合、メモリ制御をチップセットに依存してしまっているため、CPU 内のコアの間でメモリ競合を解決できず、パフォーマンス面で劣るとされています。
後の Intel 技術者の談話によると Pentium D は、当時、Multicore 技術で先行していた AMD 社の CPU に追いつくために「結果として技術的に間に合わせの仕事となった」と話しています。
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