富士通、不具合 HDD 問題 ('02/07)

'02/07 の富士通製の HDD の不具合により、多方面で大規模な回収が行われた問題について纏めました。

この不具合は、高温多湿の状況で該当 HDD を使用し続けると内部のコントローラ LSI が不具合を起こし、結果、HDD が壊れてしまうというもの。原因は、コントローラ LSI に使用されていた半導体封止材の難燃剤として添加される赤リンの品質に問題があったらしい。赤リンが原因で LSI と水分とが反応し不具合を引き起こしてしまったとの事。

結局、この半導体封止材の問題は HDD だけに留まらず、多くの精密機器にも問題が波及していくこととなりました。

関連情報

特集記事

News


Last-modified: 2006.02.05 (日) 17:13:50 (6826d)