/proc/cpuinfo

/proc/cpuinfo は CPU 情報を出力します。

CPU 情報は x86 base の場合、主に CPUID 命令から抽出した情報を使用しています。

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ThinkPad X20 on Turbolinux10d の実行例

以下の結果は ThinkPad X20(Celeron 500MHz) on Turbolinux (Linux Kernel 2.6-test11) の出力です。

$ cat /proc/cpuinfo <Enter>
processor : 0
vendor_id : GenuineIntel
cpu family : 6
model : 8
model name : Celeron (Coppermine)
stepping : 6
cpu MHz : 497.962
cache size : 128 KB
fdiv_bug : no
hlt_bug : no
f00f_bug : no
coma_bug : no
fpu : yes
fpu_exception : yes
cpuid level : 2
wp : yes
flags : fpu vme de pse tsc msr pae mce cx8 sep mtrr pge mca cmov pat pse36 mmx fxsr sse
bogomips : 983.04
  • processor
    cpu の識別番号。0 から始まります。
  • vendor_id
    CPUID より得られる CPU ベンダー情報。Intel 社製の CPU の場合は「GenuineIntel」です。
    ./arch/i386/kernel/setup.c 辺りが参考になるかも。
  • cpu family、model
    CPUID 情報。
  • model name
    vendor_id、cpu family、model 番号より検索した CPU name。常に新しい CPU が登録されているわけではないから、手動で検索しなければ出てこないことも有り。
  • stepping
    CPUID 情報。
  • cpu MHz
    計算による MHz 測定結果。500MHz ピッタリにならないのは実測値を使用したからです。
  • cache size
    CPUID 情報。
  • fdiv_bug
    Pentium の fdiv バグの有無情報。fdiv bug は一部の浮動小数点除算の結果が正常と異なるというバグです。Pentium 60-120MHz 辺りの CPU が対象となっています。このバグによりチョットした社会現象となり Intel は後に対象 CPU の全交換を保証しています。 P54C Erratum 23 (FDIV bug) (DDJ Microprocessor Center)
    第10章-インターネットでの効果的な広報の方法 (Macintoshでロシア語Internet)
  • hlt_bug
    詳細知らず。
  • f00f_bug
    無効な CMPXCHG8B 命令を実行すると Hung-up するバグです。Intel 社は fdiv bug 事件を教訓とし、様々な OS、アプリケーションメーカーに f00f bug による障害が無いことを確認し、無償交換はしないという方針を打ち出しています。対象は Pentium 全般です。Pentium Pro 以降には影響が無いそうです(Microcode のお陰かも)。
    Pentium F0 バグ (Kei1's Laboratory)
    The Intel Pentium F00F Bug (DDJ Microprocessor Center)~
  • coma_bug
    詳細知らず。
  • fpu
    浮動小数点演算装置の有無。
  • fpu_exception
    詳細知らず。
  • cpuid level
    詳細知らず。
  • wp
    詳細知らず。
  • flags
    CPUID 情報。
  • bogomips
    Linux Kernel に組み込まれている CPU のパフォーマンスの指標。MIPS は「Millions of Instructions Per Second」の略で、Bogo は「bogus(偽)」が語源とのこと。
    チープなベンチマークの一種。

Last-modified: 2006.12.13 (水) 23:32:52 (4577d)