USB On-The-Go (OTG) †
USB On-The-Go (OTG) は、組み込み機器が USB 機器を制御するための規格です。
特徴としては以下の通り。
- USB Host を必要としない組み込み機器からの制御
OTG は、組み込み機器が USB 機器を制御するために策定された規格です。USB は、USB Host が接続されている全ての USB 機器を制御を全て賄うことで USB 機器側のコストを下げることに成功しています。逆に USB Host は複雑な制御を余儀なくされています。PC という高スペックなシステムがあったこそ、可能だった仕様とも言えます。
近年、かなり広く普及した USB 機器を低スペックな組み込み機器でも利用したい要望が多くなっています。そこで低スペックな組み込み機器でも制御しやすくするために生まれた規格が OTG になります。
- デュアルロールデバイス機能
デュアルロールデバイス機能は、USB 機器同士で接続するために親にも子にもなれる機能のことを指します。OTG の規格ではデュアルロールをサポートしなければならないようですが、今の所、CLIE がデュアルロールをサポートしたに留まっているとのこと。
- PictBridge
PictBridge は、Printer 側が USB Host となり、接続先の USB 機器であるデジカメから Printer を直接制御するための規格です。デュアルロールデバイス機能をサポートしないので亜流の OTG という扱いになるのでしょうか。
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