日本株に対して運用を行っているインデックス型投資信託リスト

私が目に付いた投資信託をリストアップしています。各銘柄をお勧めしているわけではない所に注意してください。

TOPIX連動型上場投資信託 (1306) (野村アセットマネジメント)

TOPIX 連動型 ETF。ETF は有価証券と同等の扱いとなり株と同じ方法で取引することになります。'06/05 現在、1306 の購入単位は 17 万円程度*1なので、1 万円から積み立て投資できる気軽さは無いのですが、掛かるコスト(手数料は株売買と同等*2で信託報酬は 0.25% 以内が一般的)は ETF の方が有利です。

インデックス型投資信託で纏まった額を長期運用する場合、ETF での運用を考慮した方が良いかもしれません。

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インデックスファンドTSP (日興アセットマネジメント)

TOPIX 連動型インデックスファンド。マネックス証券ならノーロードで積み立ても可能。信託報酬は年 0.5544% とインデックス型の中でも格安の部類に入るかと。

投資信託インデックスファンドTSP (日興アセットマネジメント)
運用TOPIX連動型インデックス
信託期間無制限
決算日2/12 (若干、配当金有り)
手数料2.1% (マネックス証券ならノーロード)
信託報酬0.5544%
信託財産留保額なし
評価モーニングスター:02311862DIR:02311862TOPIXとの比較:02311862
見所インデックス型で低コスト。マネックス証券ならノーロードで積み立て可能。

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トピックスオープン (三菱UFJ投信)

TOPIX 連動型インデックスファンド。カブドットコム証券ならノーロードで積み立ても可能。信託報酬は年 0.651% で最近では「インデックスファンドにしては高すぎ」という指摘もある。運用面での利便性を見るならば有利な面も多いが、ある程度投資額が増えた場合には ETF への切り替えも視野に置いた方が長期的には有利かもしれない。

投資信託トピックスオープン (三菱UFJ投信)
運用TOPIX連動型インデックス
ベンチマークとの乖離1.6%*3
信託期間無制限
決算日3/14 (配当金実績無し)
手数料2.1% (カブドットコム証券ならノーロード)
信託報酬0.651%
信託財産留保額なし
評価モーニングスター:03311903DIR:03311903TOPIXとの比較:03311903
見所インデックス型で低コスト。カブドットコム証券ならノーロードで積み立て可能。

組み込み比率 (06.07.07現在)

銘柄数は「1494」銘柄。これだけ揃っていれば言うことは無いだろう。売買高比率は「0.56*4」。

順位銘柄業種比率
1三菱UFJフィナンシャル・グループ銀行業4.22%
2トヨタ自動車輸送用機器3.63%
3みずほフィナンシャルグループ銀行業3.00%
4キヤノン電気機器1.84%
5三井住友フィナンシャルグループ銀行業1.83%
6ホンダ輸送用機器1.51%
7武田薬品工業医薬品1.46%
8ソニー電気機器1.38%
9日本電信電話情報・通信業1.25%
10松下電器産業電気機器1.24%
11野村ホールディングス証券・商品先物取引業1.09%
12東京電力電気・ガス業0.98%
13ミレアホールディングス保険業0.85%
14三菱地所不動産業0.79%
15東日本旅客鉄道陸運業0.79%

組み入れ業種比率 (06.07.07現在)

順位業種比率
1銀行業14.52%
2電気機器14.04%
3輸送用機器8.66%
4化学5.29%
5情報・通信業4.52%

トヨタTOPIXインデックスオープン (トヨタアセットマネジメント)

TOPIX 連動型インデックスファンド。'06/05 現在、モーニングスターによる検索で日本株に対しての運用では、最も少ない信託報酬(0.4935%)でした*5。魅力は高いのですがこの投資信託、トヨタFS証券でしか購入できないのが難点か。手数料と信託財産留保額を考えると手軽さが少ない分、ETF でもいいんじゃないかという気にもなる。

投資信託トヨタTOPIXインデックスオープン (トヨタアセットマネジメント)
運用TOPIX連動型インデックス
信託期間無制限
決算日8/7 (若干、配当金有り)
手数料1.575%
信託報酬0.4935%
信託財産留保額0.30%
評価モーニングスター:75311031DIR:75311031TOPIXとの比較:75311031
見所インデックス型で信託報酬が格安。今の所、トヨタFS証券でしか購入できない。

大和ストックインデックス225ファンド (大和証券)

ゆうちょで取り扱っている投資信託です。

初っ端からインデックス型とはナカナカマニアックな選択のような気もするが悪くない。信託報酬は他のインデックスファンドと比べて低廉ではあるけど、如何せん手数料が高い。この手数料では長期の積み立てには向いていないかも。

インデックス型は、他の日経225に連動するインデックスファンドと同じ成果が出ることを目標としているので、正直、どこの運用会社のインデックスファンドを選んでも同じ結果になる、というかなることが理想とされています。なので、差は手数料や信託報酬の違いに目が行くのは当然です。他に手数料の掛からない(ノーロード)のインデックスファンドは、結構あります。探してみてはいかがでしょうか。

関連記事

投資信託大和ストックインデックス225ファンド (大和証券)
運用日経225連動型インデックス
信託期間無制限
決算日9/19
手数料2.1%
信託報酬0.546%
信託財産留保額なし
評価モーニングスター:0431105ADIR:0431105A日経225との比較:0431105A
見所インデックス型で低コスト。ただし手数料が高い。

名証25インデックスオープン (三菱UFJ投信)

印象深い投資信託を見つけたので纏めてみました。TOPIX を凌駕し、有名所のアクティブ型投資信託より上の運用を可能にしている所は凄いの一言。

特徴としては以下のとおり。

投資信託名証25インデックスオープン (三菱UFJ投信)
運用オプション25株価指数*6に連動するインデックス型投資信託*7
ベンチマークとの乖離1.0% *8
信託期間08.01.26
決算日1/26 (最近の分配金実績無し)
手数料上限 2.1% (カブドットコム証券ならノーロード)
信託報酬0.651% (0.231/0.315販/0.105)
信託財産留保額なし
評価モーニングスター:03312931DIR:03312931TOPIXとの比較:03312931さわかみとの比較:03312931
見所インデックス型で低コスト。カブドットコム証券ならノーロード。

組み込み比率 ('06/04 目論見書より)

銘柄数は「25」銘柄。投資信託とは思えない少なさ。しかも売買高比率はなんと「0.12」!。殆ど買付けを行っていないのが原因のようです。よほど人気が無いんですね。

順位銘柄業種比率
1武田薬品工業医薬品15.68%
2トヨタ自動車輸送用機器15.08%
3松下電器産業電気機器5.98%
4三菱地所不動産業5.96%
5ミレアホールディングス保険業5.03%
6小松製作所機械5.03%
7大日本印刷その他製品4.97%
8旭硝子ガラス・土砂製品3.98%
9三井物産卸売業3.86%
10麒麟麦酒食料品3.71%
11三井住友フィナンシャルグループ銀行業3.09%
12住友化学化学2.20%
13東レ繊維製品2.17%
14新日本石油石油・石炭製品2.13%
15日立製作所電気機器1.98%
16王子製紙パルプ・紙1.94%
17日本郵船海運業1.84%
18日本電気電気機器1.74%
19鹿島建設建設業1.65%
20日本通運陸運業1.50%
21三菱マテリアル非鉄金属1.47%
22三菱重工業機械1.33%
23日本電信電話情報・通信業1.22%
24新日本製鐵鉄鋼1.13%
25東京電力電気・ガス業0.76%

組み入れ業種比率 (06.06.30現在)

25銘柄しかないので今更、銘柄を気にしても仕方の無いような。医薬品ってそのまんま武田だしな。

順位業種比率
1医薬品18.17%
2輸送用機器15.29%
3電気機器9.65%
4機械7.07%
5不動産業6.20%
6保険業5.44%
7食料品4.59%
8その他製品4.52%
9卸売業4.12%
10ガラス・土砂製品3.70%

野村RAFI日本株投信 (野村AM)

野村RAFI日本株投信は、ファンダメンタル要素を組入れたポートフォリオによるインデックス運用を行います。年に1回、ポートフォリオの見直しを行うとの事。

まあまあの信託報酬ってとこ?

投資信託野村RAFI日本株投信 (野村AM)
運用ファンダメンタル・インデックス構成手法
ベンチマーク無し
信託期間17.07.13
決算日1/13,7/13 (分配金不明)
手数料上限 2.1% (今の所、野村證券のみの販売)
信託報酬1.05%(0.45/0.50販/0.05)
信託財産留保額0.3%
評価モーニングスター:01311075DIR:01311075TOPIXとの比較:01311075
見所ファンダメンタル・インデックス構成手法のお手並み拝見?

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組み込み比率 ('07/03末の参考ポートフォリオ、販促資料からの引用)

見た感じ、車多めで銀行少な目。電力が多めに入っているのは、'06年の成績が良かったからなのかもしれない。利上げが近いと言うのに銀行株少なめで戦えるのか気になる所だ。

このポートフォリオ、市場の空気、読めてないかも。

順位銘柄業種Y!株比率
1トヨタ自動車輸送用機器Y!株:72035.2%
2日本電信電話情報・通信業Y!株:94323.6%
3エヌ・ティ・ティ・ドコモ情報・通信業Y!株:94372.6%
4日産自動車輸送用機器Y!株:72012.0%
5本田技研工業輸送用機器Y!株:72672.0%
6東京電力電気・ガス業Y!株:95012.0%
7三菱UFJフィナンシャル・グループ銀行業Y!株:83061.7%
8武田薬品工業医薬品Y!株:45021.4%
9キヤノン電気機器Y!株:77511.3%
10関西電力電気・ガス業Y!株:95031.1%
11ソニー電気機器Y!株:67581.0%
12中部電力電気・ガス業Y!株:95021.0%
13三井住友フィナンシャルグループ銀行業Y!株:83160.9%
14松下電器産業電気機器Y!株:67520.9%
15三菱商事卸売業Y!株:80580.8%
16日立製作所電気機器Y!株:65010.8%
17KDDI情報・通信業Y!株:94330.8%
18東日本旅客鉄道陸運業Y!株:90200.8%
19デンソー輸送用機器Y!株:69020.7%
20ミレアホールディングス保険業Y!株:87660.7%

*1 100株が単元株で1株辺り約 ¥1750-程度
*2 20万円以下なら無料で購入できる証券会社もある
*3 運用報告書(06.03.14) によるとプラス要因は配当金と利子収入で「1.7%」程度、マイナス要因は売買コストで「△0.1%」程度。
*4 運用報告書 06.03.14 より
*5 ETF、確定拠出年金は除く
*6 オプション25株価指数は、名古屋証券取引所が公開している指数で 25 銘柄で運用されています
*7 全銘柄に投資する完全型
*8 '06/01 の運用報告書より。主なマイナス要因は売買コストの「-0.7%」でプラス要因は配当・利子収入等の「+1.7%」