LPI (Linxu Professional Institute)

LPI 認定試験は Linux 認定資格の一つです。

カナダの非営利団体、LPI(Linux Professional Institute) が実施している試験です。他の試験との違いとしては、特定の Distributor に拘らず、幅広い Linux の知識を必要としている試験となっています。

ちなみに私が LPIC を受験した時の感想も記載してあります。参考にどうぞ。

試験に合格することが最終地点であるなら LPI を取得しても、認知度の低さゆえにアナタの人生に影響を与えるほどの効力はありません。カネの無駄です。試験を受けることを Linux をより活用するための通過地点とするならば、LPIC はアナタの Linux Hack 人生をより豊かにしてくれる、、、かもしれません =)。

関連情報

用語

Linux の認定資格

文中のレベルの話はあくまで風評なので気にしないでください。

特集記事

お勧め本

LPI Linux認定試験 クイックリファレンス

私にとっては、この本あってこその LPI 試験でした。

Linux の断片的な知識が章ごとに纏められていてリファレンス本として活用しています。この本から Linux を扱うのには幅広い知識が必要なんだな、と再認識させられ、実際に試験を受ける決意を固めました。

ただし試験に合格するための参考書という面では良いとは言えず、既に内容も古くなってしまっています。Linux Kernel 2.4 止まりの知識ではもう試験に合格は出来ないでしょう。合格を目指すなら旬で問題例の多い参考書を選ぶことをお勧めします。

News

ということで

03.09.06、LPI 認定試験 101・102 の方、受けて参りました。取り敢えず合格しました。

試験を知ったキッカケ

この試験を知ったのは図書館に蔵書していた「LPI Linux認定試験 クイック リファレンス(O'Reilly Japan)」という本のお陰です。

この本を読むまでは Linux についての知識はマバラでした。Kernel 再構築で変な Kernel を構築したり、Windows との Dual Boot を楽しんでみたり、VMware で遊んでみたりしていたくせに、vi の使い方を知らず、nano か emacs に頼ってばかりでした。こんなアンバランスな知識でも楽しめればイイと割り切っていましたが、上記の本で状況が一変しました。

単なる食わず嫌いだったんですね。

Knoppix を base に触りながら本を読んで行く内に非常に勿体無いことをしていることに気がつきました。そんなこんなで、いい機会と思い、自分の好きな分野をこの本で勉強していくことにしました。

試験を受けた理由

正直な話、当初試験を受ける気はありませんでした。このままのんびり勉強していても良かったのですが、そうなると本腰も入らないわけで。それでも試験を受けようと思ったのは

3 万円払う緊張感で自分のケツを叩きたかった

と言った非常に俗っぱい理由からです。だって 3 万円あったら中古 note 買えるぜ?OpenBlockS にだって手に届く。うーん、ナイス緊張感。更に言及すればシゴトには一切必要の無い知識&情報だったりします(ぉ。

試験を受けた感想

「ピアソン VUE」で手続きをしました。試験を受けるまでの手続きはとんとん拍子で進みました。流石、手馴れています。

少し変わっている所としては本人確認のための資料は、全てサイン入りでなければならないことでしょうか。運転免許書が使えません。お勧めは「パスポートとクレジットカード」とのこと。このことについては何処のサイトでも注意書きがあります。注意しましょう。

試験時間は余りまくりなはずです。

試験結果

いやー、もーギリギリ(w

Kernel や Hardware はほぼ 100% の正解率なのにも係わらず、他が足を引っ張りまくり。Network は興味が余り無かったせいで、勉強時間は賞味 6 時間も無かったはず。「6-7割の正解で合格って言うんだからラクショー」とかほざいていた自分が情けない。受かったのに凹みまくりです。今後は Network にも力を入れていくということで今後も精進するっすよ。

だってやっと LPI で言う Beginner になったんですからね。

今後の展開

201 試験なら今の実力で受かるんじゃないか、と妄想してます。近いうちチャレンジするかも。202 試験は今のままなら絶対落ちます(保証付き)。まあ、急ぎでもないし、20x 本が出るまで様子見をしてます。

次は固定 IP での Internet Server デビューかなっ。

野望は膨らむばかり。足元を固める意味でも「[LHR]: Linux Home Room(LHR)」を今後一層充実させる予定。そもそもこの page を作ろうと思ったのも LPI 認定がキッカケだし。