投資信託関連の Market News †
News †
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06.11.16:国内には目が向かない個人投資家 †
個人投資家の投資意欲は上向きだが、専ら海外の資産への投資が殆どのようです。今の為替状況だとしばらく円安は続きそうですし自然な流れでしょう。国内には魅力的な投資資産が無いことの表れです。
個人投資家にも自国の産業は成長しないと諦められた証です。諦めるしか。
06.11.14:マネックス証券がノーロード投資信託を追加しています †
11/17(金)よりノーロードで販売される投資信託が 12 本増えるとのこと。ノーロードは嬉しいのですが、今回はあまり魅力的な投資信託が少ないというか。唯一、ヨサゲそうだったのは「三井住友・ニュー・チャイナ・ファンド」の中国株投資信託かな。
06.11.13 : 年金積立インデックスファンドは結構イイ? †
投信スーパーセンターで扱っている「年金積立インデックスファンド」が結構ヨサゲではないかとの話が。ノーロードですし 401k 絡みなので償還リスクは少ないと見て問題はなさそう。外債インデックス、外国株インデックスなら悪くない選択肢かもしれないですね。
06.11.06:10月の投資信託動向 †
相変わらず定期分配型に人気が集まっている様子。年金の補完の役割を担っているっぽい。
06.10.25:投信スーパーセンターから問い合わせ返答が来た †
大して期待していなかったのですが、投信スーパーセンターへ以下の質問を投げてみた所、以下の回答を貰いました。
- アキバの投信スーパーセンターについて
既に 10/23 に店舗は開店しているらしい。場所は地下鉄末広町駅の近く。エウリアンが生息していた近辺なはず(千代田区外神田3−16−13 日進ビル - Google マップ)。店舗で口座開設をしたいと希望してみた所、口座開設は基本的にはネットだけで受けているとのこと。店舗で目論見書が貰えるか聞いた所、目論見書は全て電子交付のみ。紙で受け取りたかっただけに残念だ。
口座は開設できないわ、目論見書はもらえないわ、店舗って一体何のため開いたんでしょうかね。謎だ。
- 外貨MMFのスプレッドについて
暗に分かりにくいということを伝えたかったのだが、丁寧にスプレッドを教えてくれた。やはり高かめ。
- 米ドル:片道50銭(1売買あたり100,000USD以上800,000USD未満なら片道30銭)
- ユーロ:片道80銭(1売買あたり100,000EUR以上800,000EUR未満なら片道40銭)
- 豪ドル:片道1円(1売買あたり150,000AUD以上1,200,000AUD未満なら片道50銭)
- 加ドル:片道1円(1売買あたり150,000CAD以上1,200,000CAD未満なら片道50銭)
- NZドル:片道1円(1売買あたり150,000NZD以上1,200,000NZD未満なら片道50銭)
取り合えず今の所は応答があるようですから、疑問があるなら自分で問い合わせてみたら如何でしょうか。
06.10.23:良いかも知れんな>投信スーパーセンター †
取り合えず見所の有りそうな投資信託が結構ある。PRU のお蔭でマネックス証券やカブドットコム証券とタメが張れそうですな。
目論見書欲しさに登録しちゃおうかな。
多分、大々的に紹介はされないだろうけど見所のある投資信託は以下の通り。
- PRU海外債券マーケット・パフォーマー (PRU)
外債インデックス型投資信託の本命。手数料 0.84%、信託報酬 0.6825% と格別。今まで気軽に購入できる販売会社がなかったのがネックでした。こいつはスゲエ。
- PRU海外株式マーケット・パフォーマー (PRU)
外国株インデックス型投資信託の本命。手数料 0.525%、信託報酬 0.84% と格別。理由は上記と同じ。
- すみしん マイセレクション50 (住信アセットマネジメント)
信託報酬がかなり低めに抑えられているバランス型投資信託。他にもマイセレクション25とマイセレクション75も健在。スイッチングも出来るし、多分、web からも購入できるのでしょう。住友信託銀行でしか購入できなかった幻の投資信託が購入できるとはチョット感動。
- 日興外国 MMF
米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドル、カナダドルと豊富。ただしスプレッドは分からず。ぉぃぉぃ。
(追記)スプレッドは大手証券会社とほぼ同じだったので、外貨 MMF としては外債の購入も出来ないことを考えるとあまりお得ではないと考える。
検討の余地の有りそうな投資信託は以下の通り。
- 日興ビーンズ日本株ファンド (日興アセット)
日本株の割安株へ投資するアクティブ型投資信託。ノーロードと 1.05% とまあまあな信託報酬が魅力。ちなみに今まではマネックス証券専用でした。ここ半年、ベンチマーク (TOPIX) 負けしているのでアレなんですが、非常に手堅く大型株を多めに扱っているのが特徴的。大負けはしない、と思う。同じ手法で有名なのはアクシアですが、投信SCだと 2.1% の手数料が掛かってしまうのが難点。イートレなら 1.05% だしね。
- DKA J−REITインデックスF/毎月『ビルオーナー』 (DKA)
銀座人さんが購入していたはず。手数料が 2.1% なのはいただけませんが、REIT のインデックス型投資信託だからか信託報酬は控えめ (0.6825%)。
- インデックスファンドJリート (日興AM)
東証REITに連動するインデックス型投資信託。手数料 2.1%、信託報酬 0.6825%。
- 中央三井外国債券インデックスファンド (中央三井)
外債インデックス型投資信託の代表格(信託報酬:0.84%)。手数料が 2.1% なのがネックか。ソニー銀行の方が手数料は安め (1.05%)。
- 中央三井外国株式インデックスファンド (中央三井)
外国株インデックス型投資信託の代表格。手数料が 2.1% でなければかなり良かったのだが。
- グローバル・ボンド・ポート(Dコース) (DIAM)
そこそこ成績の良い外債アクティブ型投資信託。信託報酬が 0.8925% は許せる範囲じゃないかな。半年に一回分配金を出してしまうのはアレ。それでも「PRU海外債券マーケット・パフォーマー」には負けてしまう。それだけ「PRU海外債券マーケット・パフォーマー」が良いパフォーマンスを出している証かも。
- スパークス・ロング・ショートストラテジー (スパークス)
ロング・ショート戦略で有名な日本株の投資信託。他にもロング・ショート型の投資信託はありましたが成績はどれも悪そう。今の相場はそれだけ難しい表れなのかも。
- PCA絶対収益追求型ファンド (PCA)
これもロング・ショート戦略。投資先はなんでもアリアリ。お好みなら。
- 損保ーフォルティス・トルコ株式オープン『愛称:メルハバ』 (損保ジャパン)
トルコ株式に投資する投資信託。トルコへの投資はナカナカ珍しい。私はリスクが高そうなのでパスですが =)。
- PCA韓国株式オープン (PCA)
韓国株式に投資する投資信託。今だと北の脅威にブルブルしないと行けないので刺激的すぎるかも。今の所、大きな影響は出ていないようですが。
- ブラックロック・ゴールド・ファンド (ブラックロック)
金鉱株中心。南アフリカ次第かな。最近は全然騰落率が下向きなんでお勧めはしませんが、お好きな方はどうぞ =)。
検討してみようかと思えるリスト。というか資料不足。目論見書くらいその場で入手させてよ。
文句の付け所も結構ある。
- Flash だらけでサイトが重い、重すぎる
- 信託報酬での絞り込み検索が出来ない
むしろ投資家から見えないよう隅っこに記載されているのがすごく気になる。
- 情報少なすぎ
目論見書は入手できないわ、公社債投資信託か株式投資信託か区別が無いわ、まぁ酷い。これで選択しろというのは酷というものでっせ。
- 手数料が高め、というかノーロード少なすぎ!
というか、銀行と同じ。努力している節が無い。もっと頑張ろうぜ!
グロインとかアクシアとかあるのに他と比べて手数料が高いんじゃ購入できないよ。勿体無い。
- インデックス型投資信託の手数料の違い
日本株のインデックス型投資信託はノーロードだったり手数料を取ってみたりとバラバラ。統一感が無いのが気になります。
- 大手運用会社不足
UFJ 投信と野村アセットと大和投信が無いのが痛いかな。どこも手数料が高めだからあっても購入することはないでしょうけどね :-P。
- アキバに投信スーパーセンターの店舗?
詳しい情報は無い。
06.10.24:代理バブル? †
新興国ブームに釘。日本の投資資金が他国のバブルを引き起こしかねないことを警告しています。ベトナムや南アフリカ等は市場規模が小さいに資金の流入が激しく、投資信託の影響をモロに受けているとのこと。
06.10.18:年金基金のポートフォリオ †
主要生保 | 国内株式 | 国内債券 | 外国証券 |
日本生命 | 横ばい | 9000億円増 | ヘッジ外債3700億円減、オープン外債500億円増、外株横ばい |
第一生命 | 横ばい | 金利上昇時に長期・超長期債中心に積み増し | 外債横ばい、外株は微増 |
明治安田生命 | 圧縮 | 900億円増、超長期債購入で年限長期化 | オープン外債300億円減、外株500億円減 |
住友生命 | 横ばい | 横ばい、長期金利2%超で積み増しも | ヘッジ外債は横ばいか微減、オープン外債は円高局面で増加も |
三井生命 | 横ばい | 横ばい、金利上昇なら年限長期化も | 横ばい |
朝日生命 | 横ばい、株価上昇でETF売却も | 10年債中心に1000億円増 | ヘッジ外債約350億円を売却、オープン外債は400億―500億円増 |
太陽生命 | 横ばい | 横ばい、金利上昇時に長期・超長期債を買い増し | 外債は金利為替水準次第で増加も、外株は微増 |
大同生命 | 横ばい、相場下落なら買い増しも | 微減、金利上昇なら年限長期化も | 米国債を350億円売却 |
富国生命 | 横ばい、株安なら積み増しも | 金利上昇なら1400億円を上限に投資 | オープン外債は通期1100億円のうち残り半分程度を購入 |
06.10.18:ヘッジファンド関連 †
06.10.17:ベトナムファンド新設 †
ベトナム単体に対して投資を行う公募ファンドが新設されたとのこと。通貨の不安定さが気になる所ですが、新興国としては面白い分野になるかも。尤も、公募ファンドに目を付けられた時点で天井が見えたとする人もいるでしょうけど =)。
06.10.13:投資信託の人気は衰えず †
相変わらず毎月分配型が人気。ファンド・オブ・ファンズも躍進しているとのこと。一方、インデックス型、業種別インデックス型、派生商品型、限定追加型は資金の流出が目立つ。
06.10.04:投信スーパーセンター、って? †
日興コーディアルグループのコーディアル・コミュニケーションズは、投資信託を専門に販売する web サイト「投信スーパーセンター」を開設するとの事。50 社程度の運用会社より選び出した約 500 本程度の品揃えで、まるでスーパーマーケットでお買い物をするが如く、投資信託を買うてちょうだいなというサービスらしい。
10/23 にはアキバに店舗をオープンするらしいのでこれは期待しておこう。10/10 にはインターネット上でプレオープンをする予定らしい。
品揃えを見ないことにはナンとも言えませんが、ぼったくりのカヲリが、、、
06.10.04:リッパー社の発表による9月の投資信託状況 †
相変わらずコスト高な投資信託が人気のようです。
06.09.29:「ダ・ヴィンチ」十周年 †
ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント(運用会社)が運用を行っている投資信託である「ダ・ヴィンチ」が 9/27 で丁度十周年になることを祝ってキャンペーンを行うとの事。「ダ・ヴィンチ」のカテゴリーである国際株式・一般型で 10 年以上運用されているのはわずか 8 本にしか満たないようです。
取り扱っている販売会社が多い投資信託なのですが、信託報酬がかなり高めで「2.048%」。基準価額を 10000 円に戻したいからなのか毎年支払われる分配金も高いようです*1。安定度は高いようですが、正直、運用も芳しくないように見受けます。高い信託報酬と為替ヘッジが足を引っ張っているのでしょう。
06.09.22:売れ行き良好なのは分配型 †
9/21 販売実績 27 億円中、野村世界6資産分散投信の分配コースが 14 億円、日興五大陸債券ファンド(毎月分配型)が 10 億円売り上げているとのこと。
06.09.13:投資信託が人気 †
「インデックス型」と「業種別インデックス型」が不人気で「バランス型の毎月分配型」や「ファンドオブファンズ」が相変わらず人気の様子。銀行のシェアが 47.7% を握っているのが大きいのかな。確かに銀行の窓口で手数料の高いインデックス型投資信託を購入したいとは思わないし、勧められたことすらないしな。
私募投資信託はヘッジファンドの躍進がかなりあるんでしょうね。変額年金保険の投資先に利用されていると言うのは初耳。随分とリスキーな選択をしているなという印象がありますね。
06.08.28:ニホンジンの日本離れとガイジンの日本買い †
ロイターの記事によると海外勢の日本株買いを他所に、日本の個人投資家の日本離れが顕著になっているとのこと。
逆に 8月中旬から 25 日までで日本株の投資信託は、日経225インデックスファンドが 190 億円流出し、日本株のアクティブファンドが 90 億円弱流出しているという惨憺たる状況らしい。逆に外国株・外債・REIT 等のハイブリット型の投資信託やゼロ・クーポン債に人気が集まっているとのこと。しばらく円安が続きそうなことについては異論は無いですが、数年後、果たして今の為替の動向がどうなっているかどうかは難しい判断だとは思うのですが。
国内の景気を今後も銀行や海外の機関投資家に任せて良いものか、疑問が残る所です。