データ転送方式 (Control, Interrupt, Bulk, Isochronous)

USB は、USB 機器の使用用途に合った様々なデータ転送方式が用意されています。

Control 転送

Control 転送は、USB 機器の PnP に係わるデータ転送を行う方式です。

特徴としては以下の通り。

Interrupt 転送

Interrupt 転送は、データ転送の必要がある場合に転送する方式です。

Interrupt 転送という名称より、USB には割り込み信号があってそれを利用すると勘違いされ気味ですが、違います。Interrupt 転送では予め USB 機器を pooling する期間を指定し、Host からマネージメントしてもらう方式を取っています。例えば 10ms に一回は情報を取りに来るよう指定した場合、Host は 10ms 以内にデータが用意されていないかどうか機器に対して問い合わせます。機器はその問い合わせに対して返答することであたかも「割り込み(Interrupt)」が掛かったように見せかけます。

特徴としては以下の通り。

Bulk 転送

Bulk 転送は、大量のデータを効率よく転送する方式です。

特徴としては以下の通り。

Isochronous 転送

Isochronous 転送は、リアルタイムにデータ転送を行う方式です。

特徴としては以下の通り。