*MyConnection [#MyConnection]

**07.04.14:書籍「世界にひとつしかない「黄金の人生設計」」 [#jinsei]
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'99/11 に出版した「ゴミ投資家のための人生設計入門」に加筆・修正を加えた書籍でゴミ投資家シリーズの一角。著者は「[[臆病者のための株入門:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166605143/mcnhomepsdk02-22/]]」でも有名な「橘玲さん」と「海外投資を楽しむ会」。
**07.05.05 : 書籍「有望株の選び方」 [#yuubou]
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株式投資のスタイルとして3つの手法を紹介しています。

-''シクリカル(景気循環)株''
-''バリュー株''
-''成長株''

他のゴミ投資家シリーズとは一線を越えています。
中でも興味深かったのが景気循環株。

経済的土台である「不動産」と「保険」について誰も語ろうとしていなかったリスク面について解説しています。ある意味、日本人の聖域に近い資産なのでしょうか、本書を読むことで人づてで聞いた話と随分違った印象を受けました。これらの資産から得られる目先だけの安心感というのは、ボッタくられる社会の仕組みの一環だったんだな、と。
米国の偉大なる%%将軍様%%投資家達が避けるべき分野として今まで光が当たっていなかった投資方法です。景気のサイクルを見極める事が困難な事が原因の一つのようです。

リスクを理解してこその投資なんだな、と改めて再認識しました。
でも今の私の投資スタイルに相性抜群なんです>景気循環株。理由は以下の通り。

1999年に初版が出版されたのですが、今読んでも何一つ古ぼけていません。裏返せば大して状況が変わっていない表れなんでしょう。単行本になってかなりお安く手に入るようになりました。この機会に是非。
-''景気動向に素直に反応することより、次の投資計画を練りやすい''~
「鉱山のカナリヤ」の役割としても有用ではないかと。
-''景気動向を掴んだ時の上昇幅は、バリュー株、成長株より上を行く''~
あまり実感はありませんが (^^;。
-''日本には優秀な素材メーカーが多い''~
素材の中では、日本でしか作れないモノも多いです。炭素繊維やシリコンウェハー等はその典型でしょう。素材でも市場独占力のある分野は景気の波に飲み込まれることは無いのではないかと考えています。
-''指標、為替、先物の動向をヲチすることが苦ではない''~
もはや日課。為替を軸にしている投資家(投機家?)の方が真っ先にアラートを出すケースが多いので、それに見習って株を調整しても十分間に合う、という利点があるかと。為替の反応と株式の反応では為替の方が全然、早いですし。

-[[世界にひとつしかない「黄金の人生設計」:http://www.alt-invest.com/pl/book/lifedesign/index.htm]] ([[海外投資を楽しむ会:http://www.alt-invest.com/index.html]])~
本拠地。
-[[完敗。――『ゴミ投資家のための人生設計入門』はすごいです。:http://cruel.org/cut/cut200001.html]] ([[YAMAGATA Hiroo:http://cruel.org/jindex.html]])~
山形浩生さんのブックレビュー。べた褒めだ。
バリュー株の「逆境バネ」の話や、成長株の「センチュリー21・ジャパン」の例など他の本には見られない内容があります。目の付けどころがイイですね。

-[[金融商品]]
最近読んだ中の株関連本の中ではかなりお気に入り。[[ジム・クレイマーの株式投資大作戦>株/関連書籍#real-money]]の次くらい。

-[[株/関連書籍]]

**07.04.11:書籍:「投資信託にだまされるな!」 [#v71ec513]
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立ち読みしてきました。これから投資信託を資産運用の一部として検討している方には悪くない書籍でしょう。
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前半は、書籍「[[金融広告を読め:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334033067/mcnhomepsdk02-22/ref=nosim]]」の投資信託版に近く、投資信託については何に注視すべきかについてページを多く割いています。投資信託への注意点としては満点に近い出来ですが、投資信託に絞り込んだためか、投資信託以外のボッタクリ金融商品(外貨預金((外貨MMFと比べ利率が悪いし、保障もされていないし、税金も多く取られて良い所無し。))とか変額年金((他の金融商品よりかなりのコスト高))とか)やローン返済などトータルな資産運用として語られていないのは物足りなさを感じます。
**07.05.05 : 書籍「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」 [#binbou]
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アセットアロケーション(資産分配)と長期投資の有用性を説いています。

後半は、書籍「[[みんなの投資:http://www.amazon.co.jp/gp/product/4478620725/mcnhomepsdk02-22/ref=nosim]]」と同じく、インデックス運用による低コストな投資信託を推奨しています。具体的な投資信託名も挙げており、その中には最近設定された「セゾン投信」や「マネックス資産設計ファンド」なども含まれていました。
多くの投資本は、短期で儲けるデイトレードが持て囃されていますが、とても万人向けではありません。短期売買は、市場で勝てるルールを刹那のタイミングで構築する能力が必要とされます。例え極少ない成功者の話を真似たとしても、過去の成功話から得られることは少ないのではないでしょうか。

投資信託による運用の取っ掛かりとしては良く出来ていると思いますが、資産運用全般からしてみるとホンの一部でしかないので、広がりが少ない印象があります。少ないボリュームで説明するのは困難でしょうけど、それならば軽く話題に挙げてそれなりの書籍に話題を振るなどの工夫が欲しい所です。
本書では、長期投資を主軸とした「負けない運用」を推奨しています。「負けない運用」の根幹は公的年金の資産運用方法です。公的年金の運用方法を学ぶことで、万人でも資産運用が難しくないことを説明してます。

悪くは無いんだけど資産運用本としては局所的で物足りない、と言うのが私の感想。
私は、この書籍より優れたバランス型投資信託による長期運用という一つの解に達しています。巷の売れ筋バランス型ではなく、401k でも採用されている「アセット・ナビゲーション」が私の主軸の一つとして運用を続けています。刺激的な儲けには繋がりませんが、今の所、満足しています。

-[[書評:「投資信託にだまされるな」で、もうだまされない!:http://www.fund-no-umi.com/blog/2007/04/post_f9e8.html]] (ファンドの海, 07.04.10)
-[[投資信託にだまされるな! 本当に正しい投信の使い方:http://blog.livedoor.jp/ginzajin/archives/50757899.html]] (藤田郁雄(銀座人)の最適ポートフォリオ, 07.04.09)

-[[投資信託/ポイント/話題になるファンド]]~
関連するインデックス型投資信託を多く扱っています。参考にどうぞ。
-[[投資信託/関連書籍]]
-[[投資信託/ポイント/コース別/放置]]

***関連情報 [#binbou-infor]

-[[金融ビジネス書作家「北村慶」のブログ:http://kitamurakei.jugem.jp/]]~
著者のブログ。

-[[「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」は良書!:http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-277.html]] (梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー, 06.07.20)
-[[貧乏人のデイトレ金持ちのインベストメント:http://blog.drecom.jp/renny2005/archive/181]] (rennyの備忘録, 06.06.04)
-[[長期分散投資の基本が分かる「貧乏人のデイトレ金持ちのインベストメント」:http://fund.jugem.jp/?eid=93]] (ホンネの資産運用セミナー, 06.04.26)

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[ [[backup>Mc.N/MyConnection/Backup]] ] [ [[edit>Edit:Mc.N/MyConnection]] ]


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