*投資信託のベンチマーク [#title]
ベンチマークは、投資信託を運用するのに目安とするインデックス(指数)です。
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インデックス型投資信託の場合、ベンチマーク通りに運用することが目標となります。
ベンチマークは、投資信託を運用するのに目安とするインデックス(指数、指標)です。

アクティブ型投資信託の場合、ベンチマークを指針とし、それよりも上回る運用が目標となることが多いようです。ベンチマークは、その投資信託の性格によって採用の有無が異なります。ベンチマークを採用する場合、ベンチマークを大きく外した運用は考えにくく多かれ少なかれベンチマークの持つ性質を受ける可能性が高いです。
-''インデックス運用の場合''~
ベンチマークに連動する運用が求められます。~
例えば日経225を指数としている場合、日々発表されている日経225と同じ運用損益を出す必要があります。前日と比べ 1% 上がった場合、インデックス運用の投資信託も 1% の運用益を出す必要があります。1% 以下はもちろん、1% 以上の運用益を出してしまうと、インデックス運用としては''粗悪品''として扱われます。~
指数に連動しているかどうかは運用報告書などに記載されているトラッキングエラーを参照すると良いでしょう。
-''アクティブ運用の場合''~
アクティブ運用の場合、ベンチマークを上回る運用を目指します。~
多くの投資信託ではベンチマークを設定していますが、運用方針によってはベンチマークを無視して独自の判断で運用益を獲得する投資信託もあります。ベンチマークを設定しているアクティブ運用の投資信託の場合、ベンチマークで設定している銘柄の比率を大きく崩すことはせず、ベンチマークに組み込まれている資産の比率を高める運用を行うことでベンチマークに連動しつつベンチマークより少し上を目指している運用が多いようです。


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ベンチマークは、投資信託の良し悪しを把握するのにとても重要だと考えます。

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株や債券の価値は日々変化しますが、資産(銘柄)の多くは指数に影響されています。市場全体が下がり気味であった場合、どんなに良い資産であっても価値が下がる場合が多いです(他の資産よりは下がり幅は小さいですが)。どんなに素晴らしい運用を行えたとしても指数に影響されない資産は無いと言ってもよいでしょう。

よって、投資信託の運用実績を図るにはベースとなっているベンチマークと比較することが基本になります。

例えば購入時より 10% 運用損が出た場合でも、ベンチマークが 20% 程度の下落しているのであれば、その投資信託はかなり健闘していると考えられます。逆に 10% 運用益が出ていた場合でも、ベンチマークが 20% 程度上昇しているのであれば、その投資信託は悪い運用であったと考えられます。

この判断はベンチマークがあってこそで、ベンチマークが無ければ投資信託を判断する基準はありません。

-[[投信の目論見書、運用報告書、月次・週次レポートはどうあるべきか?:http://fund.jugem.jp/?eid=192]] (ホンネの資産運用セミナー, 06.12.17)




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