*市場動向お任せ型 ([[投資信託/ポイント/コース別]]) [#title]
市場動向お任せ型は、複数のインデックス型投資信託の組み合わせによる資産配分を中心とした運用により年平均 5% 程度の運用益を目指すことを目的としています。

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インデックス型投資信託を活用することにより、各々の資産運用について気を使う必要が無く、大まかな市場動向を把握するだけの運用を行います。

**運用方針 [#ab09e18a]
市場動向お任せ型の運用方針は以下の通り。

基本軸はインデックス型投資信託での運用を目指しますが、買い時期・売り時期は投資家が市場動向から判断し、こまめに売買を行います。市場動向を追わないで運用する場合はバランス型投資信託を利用した「[[放置プレイ型>投資信託/ポイント/コース別/放置]]」の方をお勧めします。


-''運用資産の主軸は日本株、外国株、外債''~
日本株、外国株、外債を主軸とした資産のインデックス型投資信託による運用を行います。本来なら日本債券も運用する資産に加えたいのですが、現状の運用益は年 1% 程度と低く魅力がありません。現状では短期金融(MRF/MMF)での運用で代用します。
-''インデックス型投資信託による運用''~
インデックス型(パッシブ運用)投資信託は、指数に沿った運用を行う投資信託です。指数は、証券業界や新聞社が策定している指標で一定のルールに則って計算されている「資産の平均点」です。インデックス型投資信託は、指数通りに運用することを目的としているため運用コストが低く信託報酬が少なめに設定されているのが特徴です。~
コスト面で長期運用に向いている投資信託と言えます。
--[[投資信託/運用/インデックス]]
-''経済状況に合わせた積極的な資産配分''~
複数のインデックス型投資信託を決めた資産配分に従って運用します。本来なら運用中の資産配分は変更すべきでは無いのですが、積極的に市場動向を追い続けるモチベーションを高めるためにも少しずつ売買を繰り返します。大きな資産になる前の段階では、売買コストを減らすためにも出来るだけ売却はせず購入だけでバランスを保ちたい所です。~
配分例としては以下の通り。外国の資産に配分が多いのは '06/09 現在では円安が解消される見込みが少ないと見ているからです。いずれ円高に振れる時期が来ると考えられるのでそれまでは外国の資産を中心に運用を行います。
--''日本株:20〜33% 程度''~
購入時期は底、売却時期は天井。突発的なニュースでの変化は元に戻しやすいので活用したい((北からミサイルが降ってきたとか国際大会で日本が優勝したとか))。
--''外国株:20〜33% 程度''~
購入時期は円高かつ底、売買時期は円安かつ天井。市場動向が判断できなければ為替を頼りに外債の購入へ。
--''外国債券:25〜50% 程度''~
購入時期は円高、売買時期は円安。為替の判断は難しいので自信が無いときは動かないか、こまめに売買。
--''短期金融:0〜25% 程度''~
ナンピン用。判断がつかなければずっと短期金融に入れっぱなしでも可。普通預金や場合によっては定期預金よりもマシな利息が期待できます。毎月の給与から少しでも短期金融へ積み立てておくことをお勧めします。
-''狼狽売りは避ける''~
資産配分は長期運用で平均的な運用益を得る方法として多くの資産家が実施している運用方法です。~
基本的な運用としては短期金融から配分比率の低い資産の購入をメインとします。狼狽売りは資産の比率を更に下げることに繋がりますので禁物です。また資産の売却はコストが掛かることが多いですのでお勧めしません。~
例えば急激な資産の下落が生じた場合、下落した資産の売却(狼狽売り)ではなく、下落した資産の比率を戻すために資産の購入を検討します。逆に急激な資産の暴騰が生じた場合、暴騰した資産の追加購入ではなく、暴騰した資産の比率を戻すため資産の売却を検討します。

-''代替案としてのドル・コスト平均法''~
下落時に購入するのは決断が必要になります。良好な購入のタイミングは日頃の調査・研究の成果によるものなのですが、そこまで市場動向を追ってられない投資家の方もいるでしょう。このような場合、自分が決めた資産配分のバランスが崩れない程度にドル・コスト平均法による買い付けが有用でしょう。資産配分のバランスを保つため、半年に一回程度のリバランスも忘れずに。
--[[投資信託/ポイント/長期運用]]


複数のインデックス型投資信託を資産配分を考えて投資する方法については書籍「[[みんなの投資>投資信託/関連書籍#minna]]」を参照しています。書籍では投資信託購入時期を見定めることを放棄し「ドル・コスト平均法」による運用をお勧めしています。良い選択だと思います。

ただ「ドル・コスト平均法」を採用すると市場動向に興味が薄れてしまうことを懸念しています。折角、リスクを覚悟して資産運用の海を航海しようとしているのですから、リスクも運用の醍醐味として味わった方がより楽しい資産運用が出来るのでは無いでしょうか。リスクを直に感じるためにも「経済状況に合わせた積極的な資産配分」を提案しています。



**選択基準 [#w845f30f]
-手数料が少ないこと
-分配金を出さないこと
-信託報酬が少ないこと
-購入しやすいこと
-401k で採用されていること
-運用年数


**投資信託リスト [#ubc3f144]
***日本株 [#s3a09e73]
***外国株 [#hd649af5]
***外国債券 [#re90aee8]




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