話題になるファンド (SyncHack版)

2chまとめサイトにあった「話題になるファンド」の SyncHack 版です*1

BRICs 系の投資信託は判断付かないので除外。


日本株

インデックス

ETF

割安

小型割安

小型株

信託報酬が高めなのが多い。主力としては安定していない印象があるのでポートフォリオのホンの一部としての運用が望ましいかと。

ロングショート

戦略外。

近年、ロング/ショート運用の良さであるマイルドな運用益が実現できていない。相場の方向性が一方向になりやすい相場なのかもしれないが、高い信託報酬ほどの戦力にはならない。

外国株

インデックス

いずれも「MSCIコクサイ(日本を除く)」に連動するインデックス型投資信託でいずれも分配金を殆ど出さない。長期保有を目指すなら運用コスト(主に信託報酬)の少ない投資信託を選ぶと良いだろう。

投資家にとって有利な投資信託は、販売会社にとって儲けにならない場合が多いので扱っている販売会社は限られていることに注意。

海外ETF

楽天証券が先陣を切っています。初期手数料 $31.5- 以外は非の打ち所無し。

アクティブ

債券

債券は性格上、株ほど大きな運用益をもたらさないが安定した運用益が期待できる。

外債インデックス (ソブリン債)

いずれも「シティグループ世界国債指数(除く日本)」をベンチマークとする投資信託。アセット・アロケーションのお供。

インデックス運用とアクティブ運用があるが、いずれにしても限定された運用益なので、運用の差は信託報酬で決まる場合が殆ど。アクティブ運用は、高い信託報酬と毎月分配金を出すものが多く、長期運用には適さない。選ぶなら分配金を出さないインデックス運用の投資信託を選択したい所だ。

国内債券

外貨MMF

ソニー銀行の場合、税金面で注意が必要になるかも。

REIT

REIT(投資信託)に対して投資を行う FoF。REITを直接購入する場合、50〜150万円程度の資金が必要となるが、FoF を利用することで 1 万円で分散して REIT を購入する事が出来る。

J-REIT

世界REIT

バランスファンド

バランス型投資信託は、株、債券、REIT等の資産をバランス良く運用する投資信託。

ポートフォリオの管理等をせず、積立て続けるか放置プレイを継続したい運用を目指すならお勧め。ただし流行のバランス型投資信託は、高い信託報酬や販売手数料を要求する投資信託が多いので目利きは必要です。

信託報酬が 1% を上回るようだったら検討から外すべきです。銀行で販売している投資信託でこの条件を満たすものは販売されていないでしょうし、今後も販売されないことでしょう。そういう販売会社であることは理解すべきです。


*1 意見が集約するのに時間が掛かるし、どうせインデックス運用に落ち着いてしまうオチが見えているので、私家版を作成しています。なんか継続的に晒されているようだし。
*2 '07/03現在