インデックス型投資信託 (パッシブ運用)

インデックス型投資信託(インデックスファンド)は、各団体が公開している指標(インデックス)に連動した運用を行う投資信託です。

特徴としては以下の通り。

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用語

インデックス運用の問題点

インデックス運用について以下の問題点が指摘されています。

インデックス vs ETF

下記のサイトにインデックス型ファンドと ETF に対してのコストに対して興味深い数字が提示されています。

投資信託信託報酬年間コスト(1年間/5年間)
ETF(オンライン取引)0.189%1.723% / 0.496%
インデックスファンド(ノーロード)0.666%0.841% / 0.701%

上記の表は「インデックスファンドの選択方法」から引用しています。

興味深いのは ETF を売買するためのコストを計算に入れて年間コストを比較していて、 1 年間だけの運用であるならばノーロード(手数料無料)の方がETF よりコストが低いという結果が出ている所でしょうか。オンライン取引なら最近は取引手数料が 0 円で済む場合もありますし、もっとコストの掛からないインデックスファンドもありますので一概にこのデータが正しいとは言えないでしょう。それでも妥当な数値を示していると私は見ています。

カブドットコム証券での運用を想定した場合を考えてみました。

TOPIX連動型上場投資信託 (1306)(単位株100株辺り ¥170000-とする)を 500 株(85万円)購入する場合、売買に掛かる手数料は¥2050-(1025-*2)で信託報酬は 0.1155%。一方、トピックスオープンは信託報酬である 0.651% 以外にはコストは掛かりません。

どちらも年間で 5% の運用益(高すぎ?)が見込めるという前提でコストを計算していくと、おおよそ以下の通り。ちなみに運用益を 0% で計算してみたのですが途中で凹んできたので止めました。

複利効果って怖いですね (^^;

投資信託1年目2年目3年目
TOPIX連動型上場投資信託 (1306)0.345%0.222%0.180%
トピックスオープン0.651%0.636%0.608%

「完全法」と「サンプル法」

インデックスファンドでは「完全法」と「サンプル法」の2通りの運用方法があります。

完全法は指数とまったく同じ構成をで運用することで、TOPIX なら 1500 社を超える株を保持することになります。サンプル法は一定の銘柄の中から特徴的な銘柄を選択し運用します。当然ながら完全法の方が指数から乖離する(トラッキングエラー)が少なくより良い運用法とされていますが、運用面(売買コストや流動性リスク)からサンプル法を用いることが多いようです。

現在運用されているインデックス型ファンドの殆どはサンプル法で運用しているようです。どの程度の銘柄で運用されているかについては目論見書に記載されているので確認してみると面白いかもしれません。

TOPIX vs 日経225

有名な日本の株価指数としては、東証が公開している「TOPIX」と日本経済新聞社が公開している「日経225」が挙げられます。日本株のインデックス型投資信託は、上記の2つの株価指数に連動するものが多いようです。

TOPIX は時価総額で計算するため、時価総額の大きな銀行株や鉄鋼株等に影響されやすいとされ、日経225は株価の平均であるため発行数が少なく株価の高い銘柄(値がさ株)に影響されやすいとされています。

一般的に対象となる銘柄が東証第一部の全銘柄に及び組み込まれる銘柄が日経225より多いため、TOPIX の方がより安定した運用が出来るのではないかと考えられています。

山崎 元の「ホンネの投資教室」

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*1 ファンドマネージャーの腕が良くて成績が良かった場合でも、長期に好成績のファンドマネージャーが担当してくれると言う保障もありませんしね。