きょくとう (2300) †
概要 †
見所 †
- 生活に必要不可欠な衰退産業(^^;
洗濯機の向上もあり必要性が薄らいでいる感はありますが、クリーニング業自体はまだ必要とされている部分が多いと思われます。とはいえ業界としては薄利多売で人気がある事業とは言えない状況で後継者不足で廃業に追い込まれるケースも多いようです。また新規に店舗を開くとなると専門の機械1台買うにも1000万円以上の設備投資が必要になります。
ということでチェーン展開ですよ、奥さん。
クリーニング業は、資本による生産性向上が行いやすい事業だと思うんですよ。工場を建ててそこに洗濯物を集めることで設備投資を抑え、しかも分業化が行いやすい。工場の周りに集中的に出店することで更に効果的。重労働感も幾ばくかは軽減できるでしょう。
衰退産業でありがちな残存者利益を享受することが出来るのではないかと私は睨んでます。
- 悪くない財務状況
クリーニング業以外に手を出していることも無いですし、有利子負債が多い訳でもないです。キャッシュフローも極端に悪くなるケースは見たことがありません。リスクの高い資産を持っているわけでも無いですし、極端に経営がキビシくなるケースはそう無いでしょう。
- M&Aによる事業拡大
上場企業同士ということではなく、地域に根付いている小さなチェーン店舗の買収による事業拡大が見込まれます。これらの店舗を吸収することで飛躍的に売上を伸ばすことが可能かも知れませんが、どうも最近はイイ案件がないのかM&Aのスピードが遅れている感があります。
競合他社 †
競合相手は有象無象の個人事業主。
上場しているクリーニング業者は白洋舎ときょくとうの2社のみ。
投資の捉え方 †
Resource †
最近の状況 †
決算説明会2QH22 †
- 個人消費の低迷より売上高ダウン
クリーニング業界全体で売上が下がっている。
- 原価低減活動により利益率向上
単価上昇も反映。
- ポイント引当金についての影響
今期からポイント引当金を計上開始。0.5億円の特損。利益の質については変わりない。
100円ショップは引き続き好調
月次売上が前年割れ多し
来店客数減少
後継者不足
閉鎖店舗が多い