*MyConnection [#MyConnection]
//MBA
//#amazon(4822242463)

**07.05.05 : 書籍「有望株の選び方」 [#yuubou]
#amazon(4532111242)
株式投資のスタイルとして3つの手法を紹介しています。
**07.05.12 : 書籍「会社の値段」 [#nedan]
#amazon(4480062890)
とても読みやすい本でした。より良い社会を構築するためには、会社への適切な価格設定が重要であること気が付かせてくれます。

-''シクリカル(景気循環)株''
-''バリュー株''
-''成長株''
これは私たち投資家の責務でしょう。

中でも興味深かったのが景気循環株。
-''資本主義のあるべき姿''~
従来の日本の資金調達は、銀行や関係省庁の意向が重要視されていました。このような体制を書籍では「資本主義というよりも社会主義に近い経済システム」だとしています。このシステムではいずれ活発な生産活動が衰えてしまうのではないかと危惧しています。
-''会社に値段を付ける理屈''~
会社を「金の卵を産むガチョウ」に例えて価格のつけ方について解説しています。ガチョウが生きている間に生むタマゴの数(期待値)、ガチョウが卵を産まなくなる将来へのリスク(リスクプレミアム)を考慮して価格が決まるとしています。
-''「日本的な企業価値」と「欧米的な株主価値」''~
IR でよく出てくる企業価値を高めるということは本来どうあるべきなのか、提案しています。日本的な企業価値の場合、取引先、顧客、従業員、株主など様々な尺度があり、どれを優先するかはっきりしないとしています。つまり曖昧なんですね。この曖昧さにより経営者の判断が先送りすることになり、結果、事なかれ主義が蔓延し競争力を失っている、としています。~
本書では「株主価値」を追求するストレートなスタイルが資本主義社会を健全に進化させる、としています。企業の価値を創造するのは経営者の責務で、その経営者を評価するのは株主や投資家であるべきでしょう。
-''日本らしい「会社の評価」''~
外部の投資家からの資金を調達するのだから、その人たちに自分達の考え方ややり方をしっかり説明する義務があるとしています(説明責任)。説明責任さえ果たしていれば、日本らしい経営スタイルが認められないわけではないことをトヨタや松下が証明しています。

米国の偉大なる%%将軍様%%投資家達が避けるべき分野として今まで光が当たっていなかった投資方法です。景気のサイクルを見極める事が困難な事が原因の一つのようです。
多くの日本人が実践している人任せな投資スタイルが、国や銀行に過剰な投資を行っていることに気付くべきでしょう。その結果がバブルとバブル崩壊です。国や銀行に任せっきりの投資から、自らの判断で社会に投資するべきではないでしょうか。

でも今の私の投資スタイルに相性抜群なんです>景気循環株。理由は以下の通り。
同時に日本の資金が日本の産業に回っていないことに対して疑問に思っています。他国の借金を肩代わりする事が、他国の会社に資金を供給することがホントに老後の備えになるんでしょうか。

-''景気動向に素直に反応することより、次の投資計画を練りやすい''~
「鉱山のカナリヤ」の役割としても有用ではないかと。
-''景気動向を掴んだ時の上昇幅は、バリュー株、成長株より上を行く''~
あまり実感はありませんが (^^;。
-''日本には優秀な素材メーカーが多い''~
素材の中では、日本でしか作れないモノも多いです。炭素繊維やシリコンウェハー等はその典型でしょう。素材でも市場独占力のある分野は景気の波に飲み込まれることは無いのではないかと考えています。
-''指標、為替、先物の動向をヲチすることが苦ではない''~
もはや日課。為替を軸にしている投資家(投機家?)の方が真っ先にアラートを出すケースが多いので、それに見習って株を調整しても十分間に合う、という利点があるかと。為替の反応と株式の反応では為替の方が全然、早いですし。
ドメスティック投資だと笑われそうですが、私の資金は国内の成長のために使って欲しいと思っています。日本を諦めるのは早すぎる。

バリュー株の「逆境バネ」の話や、成長株の「センチュリー21・ジャパン」の例など他の本には見られない内容があります。目の付けどころがイイですね。

最近読んだ中の株関連本の中ではかなりお気に入り。[[ジム・クレイマーの株式投資大作戦>株/関連書籍#real-money]]の次くらい。

-[[株/関連書籍]]

#amazon(,clear)

**07.05.05 : 書籍「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」 [#binbou]
#amazon(4569649599)
アセットアロケーション(資産分配)と長期投資の有用性を説いています。

多くの投資本は、短期で儲けるデイトレードが持て囃されていますが、とても万人向けではありません。短期売買は、市場で勝てるルールを刹那のタイミングで構築する能力が必要とされます。例え極少ない成功者の話を真似たとしても、過去の成功話から得られることは少ないのではないでしょうか。

本書では、長期投資を主軸とした「負けない運用」を推奨しています。「負けない運用」の根幹は公的年金の資産運用方法です。公的年金の運用方法を学ぶことで、万人でも資産運用が難しくないことを説明してます。

私は、この書籍より優れたバランス型投資信託による長期運用という一つの解に達しています。巷の売れ筋バランス型ではなく、401k でも採用されている「アセット・ナビゲーション」が私の主軸の一つとして運用を続けています。刺激的な儲けには繋がりませんが、今の所、満足しています。

-[[投資信託/関連書籍]]
-[[投資信託/ポイント/コース別/放置]]

***関連情報 [#binbou-infor]

-[[金融ビジネス書作家「北村慶」のブログ:http://kitamurakei.jugem.jp/]]~
著者のブログ。

-[[「貧乏人のデイトレ 金持ちのインベストメント」は良書!:http://randomwalker.blog19.fc2.com/blog-entry-277.html]] (梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー, 06.07.20)
-[[貧乏人のデイトレ金持ちのインベストメント:http://blog.drecom.jp/renny2005/archive/181]] (rennyの備忘録, 06.06.04)
-[[長期分散投資の基本が分かる「貧乏人のデイトレ金持ちのインベストメント」:http://fund.jugem.jp/?eid=93]] (ホンネの資産運用セミナー, 06.04.26)

#amazon(,clear)


[ [[backup>Mc.N/MyConnection/Backup]] ] [ [[edit>Edit:Mc.N/MyConnection]] ]


// EOF
// mcnhomepsdk02-22/ref=nosim