*MyConnection [#MyConnection]
//MBA
//#amazon(4822242463)

**07.05.12 : 書籍「会社の値段」 [#nedan]
#amazon(4480062890)
とても読みやすい本でした。より良い社会を構築するためには、会社への適切な価格設定が重要であること気が付かせてくれます。
**07.06.14 : 「会社四季報」の季節になりましたね [#xa3418fb]
6/15発売。いやもう、待ち遠しいです。

これは私たち投資家の責務でしょう。
話によると3月決算の会社の情報が大きく更新される夏号が一番売れるそうな。最近は CD-ROM 版しか買っていませんでしたが、今回は保存用に書籍版も購入しようかと思ってます。
#amazon(B000R19VNY,left)
#amazon(B000R3W9BI,left)
#amazon(B000R9YIKM,left)
#amazon(,clear)

-''資本主義のあるべき姿''~
従来の日本の資金調達は、銀行や関係省庁の意向が重要視されていました。このような体制を書籍では「資本主義というよりも社会主義に近い経済システム」だとしています。このシステムではいずれ活発な生産活動が衰えてしまうのではないかと危惧しています。
-''会社に値段を付ける理屈''~
会社を「金の卵を産むガチョウ」に例えて価格のつけ方について解説しています。ガチョウが生きている間に生むタマゴの数(期待値)、ガチョウが卵を産まなくなる将来へのリスク(リスクプレミアム)を考慮して価格が決まるとしています。
-''「日本的な企業価値」と「欧米的な株主価値」''~
IR でよく出てくる企業価値を高めるということは本来どうあるべきなのか、提案しています。日本的な企業価値の場合、取引先、顧客、従業員、株主など様々な尺度があり、どれを優先するかはっきりしないとしています。つまり曖昧なんですね。この曖昧さにより経営者の判断が先送りすることになり、結果、事なかれ主義が蔓延し競争力を失っている、としています。~
本書では「株主価値」を追求するストレートなスタイルが資本主義社会を健全に進化させる、としています。企業の価値を創造するのは経営者の責務で、その経営者を評価するのは株主や投資家であるべきでしょう。
-''日本らしい「会社の評価」''~
外部の投資家からの資金を調達するのだから、その人たちに自分達の考え方ややり方をしっかり説明する義務があるとしています(説明責任)。説明責任さえ果たしていれば、日本らしい経営スタイルが認められないわけではないことをトヨタや松下が証明しています。

多くの日本人が実践している人任せな投資スタイルが、国や銀行に過剰な投資を行っていることに気付くべきでしょう。その結果がバブルとバブル崩壊です。国や銀行に任せっきりの投資から、自らの判断で社会に投資するべきではないでしょうか。

同時に日本の資金が日本の産業に回っていないことに対して疑問に思っています。他国の借金を肩代わりする事が、他国の会社に資金を供給することがホントに老後の備えになるんでしょうか。

ドメスティック投資だと笑われそうですが、私の資金は国内の成長のために使って欲しいと思っています。日本を諦めるのは早すぎる。

-[[株/関連書籍]]

#amazon(,clear)



[ [[backup>Mc.N/MyConnection/Backup]] ] [ [[edit>Edit:Mc.N/MyConnection]] ]


// EOF
// mcnhomepsdk02-22/ref=nosim