Windows Vista RC1 の動作状況 (VM/Guest OS)

VMware Workstation 5.5.2 (Vista 32-bit)

Host OS 環境のメモリは 1GB は必要。Guest OS 環境のメモリは最低でも 512MB は Vista に持っていかれる。

  1. 仮想マシンの設定
    『ゲストオペレーティングシステム』には『Windows Vista (experimental)』を選択。
    ネットワークは『NAT』を使用。Bridge でも問題は無いと思う。
    ディスク容量はデフォルトが 16GB だったが 30GB に変更*1
  2. サウンド(デバイス)の削除
    ドライバが無いので削除。少なくとも現時点ではデフォルトで用意されていない様子。古いデバイスなので今後もデフォルトでサポートすることは無いんじゃなかろうかと。 チップメーカーの Criative Labs 次第なのかな。
    現在調査中。
  3. USB コントローラ(デバイス)の削除(任意)
    Vista RC1 (Guest OS) では USB ホストドライバ部分でシャットダウン時に Bluescreen になってしまうケースを見ています。USB が必要ないのであれば削除してしまった方が安定動作が望めます。
  4. .vmx ファイルの修正(重要)
    Vista RC1 ではインストール中に解像度を頻繁に変更してくる癖があるようで、そのままではインストール中に黒画面になり先に進めません。解像度を固定するために vmx ファイルを直接書き換える必要があります。具体的には「Windows Vista (experimental).vmx」のファイルをメモ帳で開き、以下の 2 行の文字列をファイルの最後に付け加えます。
svga.maxWidth = "640"
svga.maxHeight = "480"

VMTN:5805328Topic: Vista RC1 on VMWare 5.5.2-29772 (Windows XP) (VMware) のコメント参照のこと。

これでインストールはうまく行くはず。最後に VMware Tools をインストールし、4. で追加した 2 行を削除します。削除し忘れると解像度が低いままで寂しいです。

VMware Workstation 5.5.2 (Vista 64-bit)

とっても不思議なんだが、32-bit で行った処理は必要ないっぽい。フツーにインストール画面が表示されている。

Virtual PC 2004

インストール中、ディスクを指定した所でエラーが発生。今の所、解決策無し。


*1 Vista 本体だけで 7GB 使用