*少額から始められる分散運用 [#title]

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投資信託は、1万円程度から株や債券などの金融資産を活用した資産運用ができます。

十分な分散効果を得るためには、多くの株や債券を組み入れる必要があります。

個別に株や債券等の金融資産を買い揃える場合、一つ当たりの単価が高く、分散効果を得るためには多額の費用と手数料を必要とします。投資信託は、十分に分散運用を行ったポートフォリオを権利化して小口に販売する金融商品です。投資信託を活用することで、分散効果を得るために必要な資金と手数料とそして時間を節約することが出来ます。


**分散運用の重要性 [#b67fe303]

分散運用には、資産の分散効果と時間の分散効果があります。

-''株と債券の分散効果''~
例えば、株に対して集中的に資金流入した場合、儲かるチャンスは広がりますが、同時に大きな損失を被る場合もあります。所謂、ハイリスク・ハイリターン。逆に債券に対して集中的に資金流入した場合、為替を抜きにして考えるなら安定した資産運用が期待できますが、貨幣が毀損するような大きなインフレには対応出来ないでしょう。所謂、ローリスク・ローリターン。~
このような特徴を持った2つの資産をバランス良く組み合わせて活用することで、インフレにそこそこ強い資産運用を期待することが出来ます。実際、巨大な資金を運用している公的年金では、株と債券をバランス良く運用することで、将来支払うべき年金資金を増やしています。~
投資信託は、公的年金と同様の運用を少額から始めることが出来ます。
--[[投資信託/窓口/債券]]
--[[投資信託/窓口/株]]
-''銘柄の分散効果''~
例えば、1社の株を集中的に資金流入した場合、儲かるチャンスは広がりますが、同時に大きな損失を被る場合もあります。景気動向に左右される銘柄の場合、景気悪化は致命傷になるかもしれません。1社に集中するのではなく、業種の異なる銘柄(自動車関連と医薬品とか)を組み合わせて運用することで、景気・不景気に左右されにくい資産運用が期待できます。~
投資信託は、1つの銘柄で運用するのではなく複数の銘柄を組み合わせることで、効果の高い運用を目指しています。
-''通貨・国の分散効果''~
例えば、米ドルベースの債券に対して集中的に資金流入を行った場合、米ドルの為替動向に運用が大きく左右されます。数年分の債券の運用益を数日ほどで吹っ飛ばす程の為替変動もたまにあります。国や通貨を分散することによって、政治リスクや為替変動リスクによる資産の毀損を減らす効果が期待出来ます。~
投資信託には、国を指定したものもありますが、大きな運用益を狙うのでなければ国や通貨を分散させた投資信託を選んだ方が安定した運用を望めるでしょう。
-''時間による分散効果''~
資産運用は、資金流入するタイミングによって資産運用の結果が大きく差が付きます。しかし多くの場合、資金流入するタイミングは後で分かることで、実際にタイミングを見極めることは困難です。時間による分散効果は、最良のタイミングを図って資金流入を行うのではなく、時間をかけて少しずつ資産流入を行います。そうすることで、最良のケースで資金流入は出来ないものの最悪のケースで資金流入したことで資金を毀損することを防ぐことが出来ます。~
投資信託は、少額から資金を流入することが出来、更に、自動的に資金流入を行ってくれるサービス(積み立て機能)も充実しています。











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