[PCAT]: APM
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APM (Advanced Power Management) は、Microsoft と Intel が合同で策定した
Power Management の Interface 仕様です。
APM の特徴としては以下の通り。
- DOS/Windows 3.1/Windows 9x 時代の電源管理
電源管理を行うためには、電源管理方法を知っているハードウェアと OS 上でそれを管理・制御するための
Interface が必要不可欠でした。APM はハードウェアと OS の間に仲介する BIOS
に組み込まれています。BIOS を介することで固有のハードウェア仕様を包括し、共通の動作を
OS に保障することに成功しています。
当時、米国で PC の待機電力消費が問題視され、電源管理を行わない PC は政府への導入が禁止される法案が通りました。それがゆえに
APM は広く PC に採用された背景があります。
- 絶えないバグと ACPI の台頭
APM は、汎用的に使用できる反面、PC 製造元によるバグが絶えませんでした。OS
は電源管理を行う場合、制御を全て APM に一任するしかなく APM のバグにより
OS が hung-up する現象が少なからずありました。
上記より後に電源管理方法を OS 側が制御できる方法として ACPI という規格が制定されています。Windows
2000/XP では ACPI による電源管理が推奨されています。
<[PCAT]: ACPI>
お勧め
- [ftp://ftp.microsoft.com/developr/drg/APM/apmv12.pdf]
APM v1.2 の仕様書です(でした?)。今の所、入手不可能に近いようです。apmv12.pdf
というファイルでした。頑張って見つけてください。
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