[news] Serial ATA 関連
<Home> → <My Glossary Index> → <[news] Serial ATA 関連>
Serial ATA (SATA) は、IDE (ATA, PATA) の代替として考案されている Serial
Interface 規格の一つです。
Serial ATA の特徴としては以下の通り。
- Serial Interface
IDE が paralell ケーブルに対して Serial ATA は単線(Serial) でデータ転送を行います。これにより、配線の取り回しが楽になります。コネクター形状も
IDE と比べて小さくなり、輸送による抜け落ち等発生しにくいよう工夫されています。
- IDE(ATA) との互換性が高い
IDE の代替を目指しているようで、殆どソフトウェアの変更が要らないようです。Microsoft
の FAQ にもParallel ATA と変わらないことを強調しています。
[FAQ for Serial ATA and Windows(Microsoft)]
- 高速な転送速度
転送速度は、ATA/100(100MB/Sec) の 1.5倍相当の転送能力のある「SATA/1500(150MB/Sec)」から始まり、今後は
2倍速、4倍速となる予定だそうです。
- Hot Plug が可能
システムの電源を落とすことなく harddisk の入れ替えが容易になります。
- ケーブル長の延長
457mm(IDE) から 1000mm(Serial ATA) とケーブル長が延長しています。
- 外部機器との接続は考えていない
IDE と同様に CD-ROM や CD-RW も接続できるとのこと。ただし、あくまで IDE
の代替を目指しているらしく、USB2やIEEE1394 のように外部機器との接続は考えられていないようです。
- Serial Attached SCSI (SAS)
Serial ATA の互換を保ちつつ SCSI コマンドをサポートした という規格として
SAS が注目されています。基本的には企業向け。
<HDD/term/SAS - SyncHack>
Serial ATA II の特徴は以下の通り。
- AHCI (Advanced Host Controller Interface) との組み合わせ
Serial ATA の立ち上げ当初は IDE の互換性を重視しているため、特別な仕組みがなくとも
IDE の動作をエミュレーションする機能を持っています。しかしSerial ATA II
の機能を引き出すためには Serial ATA 用の仕様である AHCI をサポートしていることが望ましいとされています。
[シリアルATAのAHCIをサポート――ICH6Rの実力検証(ASCII24)]
お勧め
用語、特集
伊勢雅英のIT見聞録
SATA 対応 Host Adapter
- [Sil3112] 150MB/sec, 33MHz PCI, 2port
- [SiI3114] 150MB/sec, 33/66MHz PCI, 4port, Software RAID 0/1/1+0
- [Sil3512] 150MB/sec, 33/66MHz PCI, 2port
- [Sil3124] 150MB/sec, 64-bit/133 MHz PCI-X, Software RAID 0/1/1+0
Linux の SATA 対応
関連記事
<Home> → <My Glossary Index> → <[news] Serial ATA 関連>
Copyright (c) 2002-2005 Makoto NARA (Mc.N), All rights reserved.
<Terms of Use>