[news] ライセンス認証(activation)関連
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ライセンス認証 (activation) は不正コピー防止のための仕組みの一つです。
方法としては以下の通り。Internet 経由か Microsoft へ直接電話の2通りの方法があります。
- インストール時に、シリアル番号とシステムの特定情報を組み合わせたキーを
Microsoft に知らせる
- Microsoft から OS(Application) を活性化するためのキーワードを送信してもらう
- キーワードを打ち込むことでシステムを正常に動作させることが出来るようになります
Activation は正式には MPA(Microsoft Product Activation) と呼ばれ、Windows
では WPA(Windows Product Activation)、Office なら OAW(Office Activation
Wizard) のように分類されます。
現在、以下の問題点が指摘されています。
- ライセンス認証を行わないとペナルティが課せられる
Office XP の場合、 ライセンス認証を行わず 50 回を超える起動を行った場合に、「保存」が出来なくなるとのこと。また、Windows
XP の場合、ライセンス認証を行わず 30 日を超えるとログイン出来なくなり事実上、操作が出来なくなってしまいます。
[JP302806 - マイクロソフト ライセンス認証の概要(MSKK)]
- 著しくシステムの構成が変わった場合、再度ライセンス認証を行う必要がある
認証キーをシステムの CPU、チップセット、ディスプレイアダプタ、NIC、ハードディスク等を基準に作成しています。起動時にこのキーとシステム状況を確認し、同一な物かどうか絶えず確認しています。その関係上、例えばシステムの構成を変更したことにより認証キーとの差異が出てしまい、確認のため再度ライセンス認証を行うよう促すメッセージが表示されるようになります。
自作ユーザーは激しくシステム構成を変更することで再認証しなければならないケースもありそうです。
過去、MS のバグによりドッキングシステムを接続しただけで再認証が促されたケースもあったりします。note
で長期出張などのケースを考えると注意しておかなければならないのかの知れません。
[Microsoft Windows XP - プロダクト アクティベーション(MSKK)]
- OEM 版と製品版 Windows XP の違い
OEM された機器に対してライセンスを与えたという認識のようなので、例えば
HDD に OEM 版 Windows XP をバンドルした場合、HDD が壊れた時点で Windows
XP のライセンスが無効になってしまうようです。
[OEM版WIndowsXPで再アクティベーション拒否(Slashdot.jp)]
'02/10 現在、Windows XP Service Pack 1 を当てることによって、Activation
の強化が図られたようです。詳細は <Windows XP Service Pack 関連> をどうぞ。
お勧め
- [噂のWindows XP最新情報 〜 Microsoft社のWindows Product Activationの内容(上)、(下)(ASCII24)] (01.07.25)
WPA(Windows Product Activation) 解析の日本語訳。お勧め。
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