GPL(GNU General Public License) / LGPL(GNU Lesser General Public License) は GNU が提唱しているソフトウェアライセンスです。
このライセンスは GNU が提唱している Free Software を実現する為の物です。彼らの在るべき Free Software は、「無料ソフトウェア」ではなく「自由なソフトウェア」を指しています。Free Software とは、ユーザーが以下の自由を得ることを必要としています。
[フリーソフトウェアの定義(GNU)] より引用。
- 目的を問わず、プログラムを実行する自由 (第 0 の自由)。
- プログラムがどのように動作しているか研究し、そのプログラムに あなたの必要に応じて修正を加え、採り入れる自由 (第 1 の自由)。 ソースコードが入手可能であることはこの前提条件となります。
- 身近な人を助けられるよう、コピーを再頒布する自由 (第 2 の自由)。
- プログラムを改良し、コミュニティ全体がその恩恵を受けられるよう あなたの改良点を公衆に発表する自由 (第 3 の自由)。 ソースコードが入手可能であることはここでも前提条件となります。
GPL の話題には兎角、法的な解釈が問題になりがちです。私は GNU の目指している Free Software の実現のためのライセンスなんだ、ということを踏まえれば難しく解釈しなくても良いのではないかと考えています。
GNU を理解するために以下の文章を読むことをお勧めします。
この page は <ソフトウェアライセンス関連> の特設 page です。
SCO 社による GPL 批判については <UNIX に関する知的財産権の侵害を主張する SCO 関連> でも取り扱っています。
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