MCR-6U/U2 は Hi-Speed USB 対応のマルチメディアカードリーダーです。特長として、複数のマルチメディアカードを同時に使用することが出来ます。値段もソコソコです。
<各 CF reader/writer の Benchmark> に他のマルチメディアカードリーダとのベンチマークがあります。Hi-Speed 対応による速度向上が見られました。Hi-Speed 対応は伊達じゃないです。
Mass Storage Class については <[USB]: USB Mass Storage Class> をどうぞ。
LUN 対応の Mass Storage Class デバイスとして認識しています。複数 LUN に対応出来ていないと LUN=0 の CompactFlash 以外は使用出来ません。Linux では未だに複数 LUN 対応を行っていない Distributor が多いですので実質 CF しか使用出来ないです。
Linux なら <FlashGO!-Lite2> の方をお勧めします。複数のマルチメディアカードは扱えないものの MCR-6U/U2 のように CF しか認識しない、という現象は生じません。
Vendor ID / Product ID 0x0411(Melco, Inc.) / 0x0035 Manufacture string "MELCO INC." Product string "MCR-6U/U2" Power 98mA (Bus Powered) Class / SubClass / Protocol 0x08 (Mass Storage) / 0x06 (SCSI) / 0x50 (Bulk only) Endpipe (total=2) 0x02 (Bulk-OUT), 64byte(Full Speed) / 512byte(Hi-Speed) 0x82 (Bulk-IN), 64byte(Full Speed) / 512byte(Hi-Speed) LUN (total=4) LUN=0:CF CARD Reader (CompactFlash) LUN=1:SM CARD Reader (SmartMEdia) LUN=2:MS CARD Reader (MemoryStick) LUN=3:SD CARD Reader (SD Card)
Knoppix 3.3/3.4 共に複数 LUN 対応しておらず、LUN=0 の Compaqt Flash のみが認識されています。また、CompactFlash に書き込もうとすると、Hung-up してしまうオマケ付き ;-(。
対処方法分からず。
「max_scsi_luns」を指定したのですがうまく動作させることが出来ませんでした。複数 LUN に対応する Linux Kernel を再構築する方法で全てのデバイスを認識させることが出来ました。
以下のパラメータを有効にして build-in に指定して再構築します。
make menuconfig
SCSI support --->
Probe all LUNs on each SCSI device
現時点(04.05.18) での Turbolinux 10d の最新 Kernel(2.6.0-6) であればデフォルトで複数 LUN を認識することが出来ました。
Windows 2000 では Service Pack 3 より複数 LUN 対応を行っています。
Device Driver は、以下の順番で使用されているようです。
Windows 2000 non-SP での Device Manager 情報
Windows 2000 SP4 での Device Manager 情報
Windows XP では特に問題無く複数のドライブがマウント出来ました。
Mac OS X 10.2 では複数 LUN に対応しているようです。複数のドライブがマウント出来ました。
mount して読み書き出来るか確認しました。
<Home> → <M.D.L.> → <今、そこにある機器、、、かも> → <[M.D.L. 今機器] MCR-6U/U2>
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