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[今週の作りかけ] → [PNG を推奨していきませんか?] の派生です。
ここを読まないと私がやっていることの意味がわかんないですので是非御一読を。
名前の通り GIF を PNG へコンバートしてくれるツールです。こりゃ中々便利だわい、と思ったのですが、やはり UNISYS を警戒してか、Source だけで Windows 用の Binary は用意してありませんでした。取り敢えず [The gif2png home page(Eric Raymond's Home Page)] よりファイルを get してきて中身を調べると、どうも UNIX 関連以外でも、Borland C++ や DJGPP にも対応しているようです。
これはもしかして make は簡単かも (^^)。
確かに [魔界工房 gif2png(大魔界ぺーじ)] に Binary として置かれていますが、バージョンが 0.6 と至って低い(00.02.28 現在、version 2.3.0) ので、ここは是非自力で compile してみようかな、と思ったわけです。
私お得意の Watcom C で Compile しても構わなかったのですが、本場の gcc を弄ってみたかったので CYGWIN を使用して今回 Compile にチャレンジしました。でも、この時点で触れたことも無いです>私。本当に大丈夫なのか?。
Cygwin のインストールですが、詳しく述べていると作りかけではなくなってしまうので
(^^; 。
簡単に説明しますと、Cygwin の FULL.EXE を実行するだけで事足ります。注意する点としては
current directry に /tmp を作成しなければいけない事位です。もし困ったら最後に
Cygwin 関連のリンク集を纏めておきますのでそこを参考にしてください。
directry 構成は以下のようにしました。
環境に合わせて makefile を変更します。ただ libpng と zlib については殆ど変更点らしい所はありませんでした。各々zlib、libpng の順番に Compile します。
bash-2.02$ make; make test;
で解決です。一応今回作成した makefile を置いておきます。こ汚いですけど。
で、その後、gif2png を Compile します。が、version.c を何かのツールを通さないといけないらしく、そのままでは Compile 出来ませんでした(多分 autoconf)。config.h をコメントアウトし、VERSION に直接「2.3.0」と入れてしまいました。多分大丈夫。
何やら warning が出ていましたが、今の所動作には問題ありません。warning の意味をもうちょっと調べる予定にはしていますが。
有用なツール、gif2png の作者、Eric Raymond さんに感謝。
makefile は [bmp2png & png2bmp (C Source Files)(ソフトウェア工房α)] の Source を見様見真似で作成しました。作者の宮坂さんに感謝。
そして今回、このような機会を与えてくれた UNISYS 社に感謝(30%皮肉入り)。
コンパイルした結果(Binary)は公開しません。各自、Compile してみましょう。全然難しくないです(って言うより私が誤解している面が多々あるとは思うが)。
Cygwin 関連のリンク集です。