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最近、[Monster Sound MX300(Diamond Multimedia)] というサウンドボードを購入しました→詳細は [Mc.N の PC無駄遣い帳] を見てね。購入理由は「Diamond 社のサウンドボードだから」とか「高級感がある」とかではなく、このサウンドボードに搭載されているチップに興味があったからです。。。
[Monster Sound MX300] には、Aureal 社の Aureal Vortex 2 (8830) と言うチップが搭載されています。
サウンドボードについては「WAVE が聞ければいいや」程度でしか考えていました。実は最近まで Aureal 社自体よく知らなかったのですが、Aureal 社倒産(米国の倒産は日本の倒産とは違うみたいですが)のニュースを聞いて気になって調べ始めたら、欲しくなってしまいとうとう買ってしまいました (^^;。
実際、アキバ中安い Aureal 社製のボードを探したのですが、ほとんど新品しかありませんでした。これは Aureal 社の方針らしく、特定の企業のみ技術提供していたからとのことです。うーん、残念。
この Aureal Vortex2 の最大の特長は、A3D technology による 3D sound にあります。聞くところによると A3D は NASA と共同開発した技術です。まぁ深夜放送の通販でも NASA はよく聞きますが (^^;。
3D soundとは、耳の錯覚を利用して三次元の仮想空間を作り出して、よりリアルに音を再生する技術です。この技術は Microsoft 社の DirectSound3D のインターフェースを利用して各ゲーム会社が独自に対応する、と言う形を取っています。よって、3D sound の効果を味わいたいのならば、以下の要件が必要になります。
DirectSound3D とは、Microsoft 社が決めた三次元対応するためのインターフェースです。この DirectSound3D のお陰で、同じインターフェースを使用して A3D 以外の 3D sound 技術にも容易に対応できる、と言うのが売りです。A3D 以外の技術としては、以下の通り。
DirectSound3D の技術的背景等は以下のリンクで説明されています。MSKK にしては分かりやすい日本語です。サウンドボードの ISA、PCI のハードウェア的な違い、3D sound 対応等について記載されています。
恒例のリンク集。まずは本家から。
日本で入手できる Aureal 製ボード。
Aureal 社の 3D sound 技術については以下のリンクから。
サウンドボード全般の記事のリンクです。