[news] Hyper-Threading 関連

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Hyper-Threading は 1 つの Processor を 2 つの Processor として認識させることで処理効率を上げる技術です。一般的にこの技術は SMT(Simultaneous Multi-Threading) 技術のことだそうです。

Pentium 4 では Pentium 3 と比べパイプラインを深くしてしまった関係上、分岐予測をミスしてしまった時等のペナルティが大きくなっています。その利用できなくなったパイプラインや使用されていないパイプラインに他の全く関係性の無い Thread を割り当てることで処理の向上を図っています。勿論、OS が SMP に対応していなければ意味がありませんが、この技術によって処理速度が30%程度向上するとのこと。

<IDF(2001年秋)> にて Hyper-Threading 技術が公開されました。<IDF(2002年秋) 関連> には Pentium 4(Pentium 4 with Hyper-Threading Technology) に搭載すると発表がありました。

サーバー用途では効果があると言われている Hyper-Threading ですが、果たしてユーザーアプリケーションレベルではパフォーマンスダウンになるのではないか、興味深いところです(参考:[後藤弘茂のWeekly海外ニュース Hyper-Threadingが“オン”だけど“オフ”になっているIntelの新Xeonプロセッサ(PC Watch)])。


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以下は <IDF(2003年春) 関連> の記事です。


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