S.M.A.R.T. is SMART! 開発準備編

weekly making now! (00.08.06)

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この page は MS のサンプルプログラムを make する方法について記述しています。この情報が元で harddisk、PC 等に障害が生じても当方では一切責任をもてません。自己責任において利用してください。

はじめに

Windows による S,M.A.R.T.(以後、SMART) 開発手順について説明していきます。SMART の基礎情報は [S.M.A.R.T is SMART! 薀蓄編] からどうぞ。

開発環境は出来れば Visual C++ があれば better なのですが、無くても Borland C++ Compiler 5.5(以後 BCC)でも make 出来るよう努力はしてみます。BCC は現在、Inprice社(旧Borland)が無償で公開している C Compiler です。詳細については [Borland C++ Compiler 5.5を弄ぶ] を参照してください。

資料

Microsoft では SMART 技術を使用するための仕様書を公開しています。まずこの仕様書から手に入れましょう。

実はこれだけではまず作成できないはずです。様々な要因が起因してナカナカ動作しません。そこでかどうか知りませんが後で Microsoft から SMART を扱うための sample source を公開してます。早速、手に入れましょう。必須です。

もちろん ATA の仕様書もないと作成できません。

制限事項

上記の Q208048 にも記述されていますが、BUG で初期型 Windows 95 は動作しません(無理をすれば動作しないことも無いけど)。OSR2 からのサポートになります。Windows 98 では SMARTVSD.VXD というファイルは無くなったのですが、IOS 内部に取り込まれたようです。よかったよかった。

ちなみに他の utility では SMARTVSD.VXD を付属させ無理やり対応しているみたい。いいのか?再配布可能なファイルじゃないと思ったんだが?

また、NT にも BUG があるようです。現在調査中。

MAKE!

SMARTAPP.EXE を make します。まずは実行してファイルを解凍してください。

Visual C++ の場合

ファイルの中にある smartapp.dsw をクリックすれば後は Build するだけで Windows 9x 版の実行ファイルが作成できます。Windows NT/2000 版の実行ファイルを作成するには SMARTAPP.C の 24 行目、「#define WINDOWS9X」をコメントアウトしてください。微妙に結果が異なりますが、そういうものということで割り切りましょう。

BCC の場合

makefile を作成しました。smartapp.c と同じ場所に解凍して make してください。問題なく作成できるはずです。

Windows NT/2000 版の作成方法は Visual C++ と同様です。


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