form factor †
form factor は、PC/AT のマザーボード、インターフェースボード等のサイズや位置に関する規格です。
PC/AT 互換機メーカーは、IBM 社の製品である PC/AT のサイズをそのままデファクトスタンダードとして使用してきました(AT仕様)。PC/AT 互換機が主流になると、細かい所で差異が生じはじめ、互換機メーカー同士で互換が取れなくなっていました。
そこで Intel 社が音頭を取って form factor の仕様決めを行ったのが ATX です。以後、Intel 社が中心となって様々な form factor が規格されましたが、結局、生き残っているのは ATX だけのようです。
関連情報 †
用語 †
- e-Words:AT仕様
- e-Words:Baby AT仕様
- e-Words:NLX仕様
Intel 社が提案している、マザーボード規格の1つだけど、コケています。Small Factor 用にマザーボード部分とライザーボード部分を規格したものです。当時、メンテナンスのし易さがウリだったのですが、専用のケースがあまりにも出回らなかったのか、普及しませんでした。
Dell のカスタマイズマザーボード等に技術は受け継がれている雰囲気はあります。
- e-Words:LPX仕様
仕様とは名ばかり。同じ LPX 仕様なのに合致する方が珍しく、まるでパズルのような規格だったと記憶しています。
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