ライザーカード

ライザーカードは、主に小型デスクトップ PC に接続するために考案された拡張ボードです。

当時は、Audio や Modem 等は高価で、必要なユーザーが拡張するのが主流だったのですが、近年では PC に必要なインターフェースは全て搭載してしまうのが主流となり、ライザーカードの必要性も無くなっています。

AMR (Audio/MODEM Riser)

その名の通り Audio と Modem 用のライザー。Intel が提唱しています。ISA から決別するために産み出したようなもの(00.10.23)。

CNR (Communication and Networking Riser)

AMR に LAN や USB、SMBus を追加した物。これも Intel が提唱している規格。CNR(60 pin) と AMR(46 pin) にバスの互換性は無い(00.10.23)。

ACR (Advanced Communication Riser)

ACR というライザーボードの規格があるらしい。non Intel で VIA や ALi が提唱しているんだけど、要は色んなバスのごった煮、と言ったところ。Intel の AMR や CNR の類似品の感有り。

昔、ASUSTek 社が Multimedia bus という独自規格があったけど、あれって PCI バスと ISA バスの混合なんだよね。嗚呼懐かしひ(00.10.23)。


Last-modified: 2007.01.13 (土) 06:49:15 (6313d)