#topicpath ----- *面記録密度 (Areal Dencity) (([[HGST>HDD/HGST]]の資料では面記憶密度と記載されているが面記録密度の方が検索には引っかかる。もしかしてこれも IBM 用語?)) [#p3c8911c] *面記録密度 (Areal Dencity) (([[HGST>HDD/HGST]]の資料では面記憶密度と記載されているが面記録密度の方が検索には引っかかる。もしかしてこれも IBM 用語?)) [#title] 面記録密度は、1 平方インチ(inch²) 当たりの容量数を指します。この数値が高いほど1ディスク当たりに読み書きできるデータ数が多くなります。面記録密度が向上すると少ない回転数でも多くのデータを操作することが可能になり、同じディスク面積でも扱えるデータ数が増えることになるのでディスクの大容量化に影響します。 面記録密度は、線記録密度 (Recording density)((単位は BPI, bit par inch))とトラック密度 (Track density)((単位は track par inch, TPI)) との積で求めることが出来ます。 従来の記録技術(面内磁気記録)では既に面記録密度の限界が近いといわれています。近年、面記録蜜を飛躍的に向上させる技術として[[垂直磁気記録技術>HDD/term/垂直磁気記録技術]]が注目を集めています。 **高密度化進むハードディスク技術 [#n894a932] **高密度化進むハードディスク技術 [#koumitudo] -[[ハードディスクの小型化は限界に:http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000047674,20080114,00.htm]] (CNET Japan, 05.01.18) -[[磁気メディアの読み書き速度の物理的限界が判明:http://slashdot.jp/articles/04/04/24/1243222.shtml]] (Slashdot.jp, 04.04.24) -www.itmedia.co.jp/news/0308/12/ne00_midlifehdd.html (ITmedia, 03.08.12)~ ITmedia の記事「「中年の危機」に悩むHDD業界」。 -[[富士通研究所、110GBの2.5インチHDDを実現する高密度磁気記録技術を新開発:http://pcweb.mycom.co.jp/news/2001/08/20/18.html]] (MYCOM PC WEB, 01.08.20)~ [[世界最高、100ギガビット/平方インチのハードディスク技術を開発:http://pr.fujitsu.com/jp/news/2001/08/20-1.html]]~ 富士通研究所がSFメディアという高密度記録技術を開発したそうな。「ノートPCなどに搭載される一般的な2.5インチHDDで,約110Gバイトの容量を実現可能」とのこと。 -[[IBM、従来比4倍の密度をもつHDD技術を開発〜2年以内に3.5"で400GBを実現:http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/20010522/ibm.htm]] (PC Watch, 01.05.22)~ [[米IBM、HDDの記憶密度4倍にできる磁気コーティング技術を実用化:http://ascii24.com/news/i/tech/article/2001/05/22/626280-000.html]] (ASCII24, 01.05.22)~ [[PIXIE DUST 記憶密度4倍、最大容量400GBのHDDが実現へ:http://www-6.ibm.com/jp/press/2001/05221.html]] (IBM, 01.05.22)~ [[e-Words:Pixie Dust]]~ IBM が開発した[[面記録密度>HDD/term/面記録密度]]を上げる技術。従来の技術では 20〜40Gbit/inch²が限界と言われていましたが、多層磁気コーティング技術(Pixie Dust 技術)によって 100Gbit/inch²位まで引き上げることが可能とのこと。 // EOF