株:立会外分売

立会外分売は、大株主(創業者や自社株)が不特定多数の投資家に株を売買する方法です。公募とは異なり増資をするわけではないので1株当たりの価値が下がる懸念は少ないです。

特徴としては以下の通り。

  • 流動性の向上
    主な目的として、不特定多数の個人投資家に分売することによる株主の増加が挙げられます。株主が増加し市場に出回る株が増加すれば積極的に株売買が行われることが期待できます。
  • 大量売却による値崩れ防止 (大株主メリット)
    立会外分売は、取引時間外に決められた価額で売買を行いますので、大量に株を売却することによる値崩れを未然に防止することが期待できます。
  • ディスカウント価格 (投資家メリット)
    立会の価額より数%のディスカウントした価格で売買が行われます。また立会外分売による購入手数料は無料である場合が多いようです。

関連情報

  • www.tse.or.jp/market/bunbai/index.html
    東証の立会外分売情報。

立会外分売を扱っている証券会社

  • 立会外分売 (松井証券)
    とても分かりやすい解説です。お勧め。

用語

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Last-modified: 2007.01.10 (水) 05:31:40 (6317d)