投資信託の投資対象

株(stock)

債券(bond)

債券は、国(国債)や会社(社債)に満期までおカネを貸してあげれば元本と約束した利金が貰える仕組みです。

満期まで国や会社がしっかり経営していれば約束した資金が返ってきます。よって債券への投資は、投資する国や会社の経済発展よりも信用が重要視されます。 米国や欧州等の先進国やトヨタ自動車等のグローバル企業は、破綻や倒産する確率がかなり低く信用が高いとされています。 信用が高い資産は、投資家に対してのリターンを抑えても資金が集まります。ローリスク・ローリターン。

逆に信用度の低い国や会社の場合、資金がちゃんと戻ってくるか疑わしく。信用が低い資産は、投資家に対して

リスクは高くなる。よってリターンも多くしないと投資家が投資してくれない。 地方債の場合、債務不履行の陥った夕張市の例もあるように信用は低いのですがリターン(利率)はそんなに高くありません。国がリターンを補償してくれているからです。

債券に投資する主な投資信託は以下の通り。

  • ソブリン債
    ソブリン債は、信用度の高い国債のことを指します。債務不履行になる確率が低いのでローリスク・ローリターンに分類される投資になります。 2年以上の満期の長い債券(長期債権)を中心に、先進国の債券を分散して投資します。 グロソブ(グローバル・ソブリン・オープン)もこの分類の投資になります。
  • MRF/MMF
    MRFは、国内の2年未満の満期の短い短期の債券(短期債券)のみで運用される投資信託です。主に証券会社の待機資金置き場として活用されています。 元本こそ保証されていませんが、債券の運用期間が短いことよりリスクの少ない投資に分類されます。リターンは普通預金より少し上回る程度です。 MMFは、MRFとほぼ同じですが、1ヶ月未満に資金を移動させると 1 万円につき 10 円の信託財産留保額を支払う必要があります。リターンはMRFより少し上回る程度です。
  • 外貨MMF
    外貨MMFは、外貨の短期債券のみで運用される投資信託です。

債券には2年以上の運用期間の長い長期債券とそれ以下の運用期間の短い短期債券がある。 短期債券は、運用期間が短いのでリスクが少ない投資になる。投資信託ではMMFやMRF等がそれにあたる。 長期債券は、運用期間内の金利変動や急激な政情変化などのが考えられるため、短期債券より利回りが高い。 債権に投資する投資信託の殆どは長期債権の組み合わせで運用されている。 いずれにしろ、満期まで持っていれば元本が保証される投資なのでローリスク・ローリターン。

REIT

コモディティ


Last-modified: 2007.06.02 (土) 17:56:08 (6172d)