GPLv3 (GPL Version 3)

  • GPLv2 と GPLv3 との間に互換性は無い
    ライセンスとして GPLv2 と GPLv3 のコードを 1 つにリンク/マージ/混合する手段は存在しない、としている。
  • Tivo化 (Tivoization)
    Tivo は、プログラムの改変が行われた事を検知するとハードウェアとして動作しない(Tivo 化)。これは GPLv2 としては問題ない動作だが、FSF ではユーザーが自由に改変する自由を阻害しているとして問題視していた。
    GPLv3 ではこの問題に対処している。
  • DRM
    DRM は、ユーザーが自由にデータを利用することを阻害している。GPLv3 ではこの手の制限を行ってはならないと明言している。
  • 特許契約
    特許契約により、ディストリビューターを仲介した特許料の徴収というビジネスが広がることを問題視している(Novell-Microsoft契約)。GPLv3 では、明示的にディストリビューター、コントリビューターから特許保護が得られることを明記している。

関連情報

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Linux Kernel 陣営の反応

Microsoft 陣営の反応

日本語訳

GPLv3/LGPLv3 年表

  • 07.06.29 : 正式版公開へ
  • 07.05.31 :GPLv3草案第4版(最終ドラフト版)、公開へ
  • 07.04.05 :LGPLv3草案第2版、公開へ
  • 07.03.28 :GPLv3草案第3版、公開へ
  • 06.07.27 :GPLv3草案第2版とLGPLv3草案初版、公開へ
  • 06.01.15 :GPLv3草案公開へ

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Last-modified: 2007.07.15 (日) 02:06:30 (6300d)