話題になるファンド (SyncHack版)


'10/05現在、既に更新を止めています。今となっては古い情報になっています。現在も更新を続けている他のサイトを活用することをお勧めします。 投資信託/活用リスト


2chまとめサイトにあった「話題になるファンド」の SyncHack 版です*1

BRICs 系の投資信託は判断付かないので除外。


日本株

インデックス

  • TOPIX連動型インデックス型投資信託
    ネット証券ならノーロードで販売している場合が多い。TOPIX連動型も比較するとビミョーに連動してない場合があるけど些細な話なので気にしない方が身のため。信託報酬も投資信託によってビミョーな差があるが神経質になる必要は無いのではないか、と。
    日経225連動型より銘柄数の多いTOPIX連動型を選び、ノーロードで購入すれば大差は無い。銀行や郵便局でも購入できるが販売手数料を取るのでお勧めしない。

ETF

  • TOPIX連動型上場投資信託(1306)
    ETFの一つ。信託報酬が 0.2% 程度とかなり格安。長期保有を考えているのならETFをお勧めしたい。
    ETFは投資信託と異なり株と同じ売買を行う必要がある。銀行や郵便局では扱ってはおらず、売買を行うには証券会社を通して行う必要有り。売買単価は 16〜17万円程度*2なのである程度の資金が必要。

割安

  • さわかみファンド(さわかみ投信)
    ファンドマネージャーとして有名な澤上さんが運用している唯一の投資信託。割安株中心に投資を行い、買った株は値上がるまで待つバイ・アンド・ホールド型という運用方針を採用。ノーロードで投資信託 1.05% は流石。
    さわかみファンドを購入するには、さわかみ投信に入信口座を作る必要があり、簡単に売買を行うのは難しい。最近の運用実績はTOPIXと差がなくなってしまっているのも懸念の一つ。最近、澤上さんは運用の一線から遠のいたらしい。

小型割安

  • SGターゲットジャパン
    割安株中心で運用している投資家に人気有り。M&Aにも注目した銘柄をそろえている。
    楽天証券でノーロードらしい。割安株中心なのに信託報酬が 1.8375% と高めなのは気になる。傍から観察するにはとても興味深い投資信託ではある。

小型株

信託報酬が高めなのが多い。主力としては安定していない印象があるのでポートフォリオのホンの一部としての運用が望ましいかと。

  • コメルツ日本小型株オープン(愛称:チャンスメーカー)
    選択している銘柄に興味深いものが多い。その時々のテーマに沿った銘柄を選んでいるようなので、安定した運用は期待しない方が良いかと。小型株に注目が集まるようになれば、大きな運用益が期待できると思っているのですが、今は難しいかも。
    積立てによる長期運用よりかはスポット的に売買するのに向いている。信託報酬は高め(1.6905%)。

ロングショート

戦略外。

近年、ロング/ショート運用の良さであるマイルドな運用益が実現できていない。相場の方向性が一方向になりやすい相場なのかもしれないが、高い信託報酬ほどの戦力にはならない。

  • アーカス・ジャパン・ロング/ショート・ファンド (三菱UFJ証券)
  • スパークス・日本株・ロング・ショート・ファンド(愛称:ベスト・アルファ) (荘内銀行)

外国株

インデックス

いずれも「MSCIコクサイ(日本を除く)」に連動するインデックス型投資信託でいずれも分配金を殆ど出さない。長期保有を目指すなら運用コスト(主に信託報酬)の少ない投資信託を選ぶと良いだろう。

投資家にとって有利な投資信託は、販売会社にとって儲けにならない場合が多いので扱っている販売会社は限られていることに注意。

  • 年金積立 インデックスF海外株式(ヘッジなし)
    信託報酬「0.89145%」。販売手数料は投信SCで「ノーロード」。この投資信託はDC(確定拠出年金)専用で一般的に販売されることの無いものだったはずなのですが、何故か投信SCでは購入可能。投信SCの人気投資信託の一つ。
  • PRU 海外株式マーケット・パフォーマー
    信託報酬「0.84525%」。販売手数料はイーバンク銀行で「ノーロード」。2006年までは購入するのが難しかった投資信託だったのですが投信SCやイーバンク銀行が販売することになってかなり購入しやすくなった。
  • 中央三井外国株式インデックス
    信託報酬「0.84%」。販売手数料は、ソニー銀行の「1.05%」が格安。
  • すみしん外国株式インデックスオープン
    信託報酬「0.84525%」。販売手数料は、住友信託銀行と投信SCの「1.05%」が格安。購入時に「購入時信託財産留保額」が必要な珍しい投資信託。もちろん売却時にも「解約時信託財産留保額」が必要です。このお蔭か、この投資信託は他の投資信託と比べ運用費が低めに抑えられている。
  • ステートストリート外国株式インデックス
    信託報酬「0.9975%」。販売手数料はカブドットコム証券、楽天証券で「ノーロード」。信託報酬が高いと言う理由で最近では話題に挙がらなくなった。
    私のメイン。株の損失を投資信託の運用益で埋めることで、投資信託で支払うべき税金を相殺するのが主な目的。心が和む。

海外ETF

楽天証券が先陣を切っています。初期手数料 $31.5- 以外は非の打ち所無し。

  • iShares MSCI Emerging Markets Index Fund
    信託報酬は「0.75%」。MSCI Emerging Markets(新興国中心)に連動する外国ETF。
  • iShares MSCI EAFE Index Fund
    信託報酬は「0.35%」。MSCI EAFE(米国を除く先進国で日本も含む)に連動する外国ETF。
  • iShares S&P 500 Index Fund
    信託報酬は「0.09%」。S&P 500に連動する外国ETF。
  • Powershares QQQ Trust Series1
    信託報酬は「0.20%」。NASDAQ 100指数に連動。

アクティブ

  • 朝日Nvestグローバルバリュー株オープン(愛称:Avest-E)
    信託報酬「1.89525%」。マネックス証券で「ノーロード」。外国株を扱っている投資信託の中では好成績を維持している。

債券

債券は性格上、株ほど大きな運用益をもたらさないが安定した運用益が期待できる。

外債インデックス (ソブリン債)

いずれも「シティグループ世界国債指数(除く日本)」をベンチマークとする投資信託。アセット・アロケーションのお供。

インデックス運用とアクティブ運用があるが、いずれにしても限定された運用益なので、運用の差は信託報酬で決まる場合が殆ど。アクティブ運用は、高い信託報酬と毎月分配金を出すものが多く、長期運用には適さない。選ぶなら分配金を出さないインデックス運用の投資信託を選択したい所だ。

  • PRU 海外債券マーケット・パフォーマー
    信託報酬「0.68775%」。イーバンク銀行でノーロード。
  • 年金積立 インデックスファンド海外債券(ヘッジ無)
    信託報酬「0.71085%」。投信SCでノーロード。この投資信託はDC(確定拠出年金)専用で一般的に販売されることの無いものだったはずなのですが、何故か投信SCでは購入可能。投信SCの人気投資信託の一つ。
  • 中央三井外国債券インデックス
    信託報酬「0.735%」。販売手数料は、ソニー銀行の「1.05%」が格安。

国内債券

  • 個人向け国債『変動10』(郵便局)
    個人向け国債は条件さえクリアできればまず元本を削ることはない金融商品。変動金利の10年を選択したのは、今後、金利が上がるにつれ国債の利回りが上がることが予想されていることより('07/03現在)。

外貨MMF

ソニー銀行の場合、税金面で注意が必要になるかも。

REIT

REIT(投資信託)に対して投資を行う FoF。REITを直接購入する場合、50〜150万円程度の資金が必要となるが、FoF を利用することで 1 万円で分散して REIT を購入する事が出来る。

J-REIT

  • DKA J-REITインデックスF(毎月決算型) 『愛称 : ビルオーナー』
    信託報酬「0.68775%」。カブドットコム証券、イーバンク銀行、フィデリティ証券でノーロード。東証REIT指数に連動する投資信託。毎月分配が玉に瑕。
    J-REIT投資信託は、アクティブ型との差は殆ど見られないのでコスト面で有利なインデックス運用をお勧め。

世界REIT

  • DIAM 世界リートインデックスF(毎月分配型)
    信託報酬「0.8925%」。ゆうちょ専用で販売手数料は「2.625%」。手数料が高めだが長期運用を考えるなら安い信託報酬は魅力的。インデックス運用である強みかも。
  • DIAM ワールド・リート・インカム(毎月決算) 『愛称 : 世界家主倶楽部』
    信託報酬「1.659%」。イー・トレード証券でノーロード(ただし積立のみ)。

バランスファンド

バランス型投資信託は、株、債券、REIT等の資産をバランス良く運用する投資信託。

ポートフォリオの管理等をせず、積立て続けるか放置プレイを継続したい運用を目指すならお勧め。ただし流行のバランス型投資信託は、高い信託報酬や販売手数料を要求する投資信託が多いので目利きは必要です。

信託報酬が 1% を上回るようだったら検討から外すべきです。銀行で販売している投資信託でこの条件を満たすものは販売されていないでしょうし、今後も販売されないことでしょう。そういう販売会社であることは理解すべきです。

  • 野村 世界6資産分散投信
    信託報酬が 0.651%〜0.7980% と格安。ゆうちょ専用の投資信託でゆうちょ全体の半分はこの投資信託が占める。年金生活者用に考えられたのか分配金が奇数月に出るのは不満。
  • アセット・ナビゲーション・ファンド
    信託報酬が 0.541%〜0.768% と格安。流行のREITは組み込まれていないが、DC(確定拠出年金)でも運用されていることから長期運用に堪え得るアセット・アロケーションであろう。マネックス証券でこっそりと販売されている。
    私の主力候補生。
  • マネックス資産設計ファンド <育成型>
    信託報酬「0.9975%」。マネックス証券専用で販売手数料は「ノーロード」。REITを絡めたバランス型投資信託としてはコストは抑え目で頑張っている方かと。
    バランスの取り方は私好み。主力候補生としては若干信託報酬が高いか。
  • セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
    信託報酬「0.78%程度」。セゾン投信専用で販売手数料は「ノーロード」。バンガード社の投資信託を組み合わせた FoF。バランス型の割には日本資産を 15% 程度しか組入れていないので、為替の影響を強く受ける。債券・株とのバランスが 50:50 というのも珍しい。
    外国資産を中心に責めたい投資家には合っているかもしれない。他の投資信託と組み合わせて運用する、マニア向けという位置付けなのかも。

*1 意見が集約するのに時間が掛かるし、どうせインデックス運用に落ち着いてしまうオチが見えているので、私家版を作成しています。なんか継続的に晒されているようだし。
*2 '07/03現在

Last-modified: 2010.05.04 (火) 20:15:56 (5306d)